日本地球惑星科学連合2022年大会

出展者情報

地震計の勝島製作所

地震計の勝島製作所

 
地震観測と共に、勝島製作所
当社は1918年に創業。
以来100年以上に渡り地震計の開発製造販売一筋に歩んでまいりました。
私たちは次の新しい100年も地震被害を少なくする研究に貢献してまいります。


  
 
 
「使える」地震データを確保する。
私たちはそのために必要な機能を追い求め続けています。
新型 地震収録装置 AccuSEIS Cento (アキュサイス セント)


 AccuSEIS Omni の後継機として、基本機能を充実し、さらに機器健全性確認や使いやすさにこだわった機能を追加した地震収録装置を開発しました。
専用ソフトウェア不要で、地震データの閲覧・取得、設定等の管理機能や、震度情報の表示、リアルタイム波形の表示機能までお使いいただけます。

 
GPSによる正確な時刻管理
GPS信号に含まれる極めて正確な時刻情報に「毎秒」同期しています(※1)。Centoで収録された地震波形データであれば、世界中どこに設置されたものであろうとも1000Hzサンプリング(0.001秒)レベルで見比べても時刻のズレがありません。
※1 CentoにGPSアンテナが接続され測位している状態の時
 
過去1年間(※2)の震動記録を保持
常に震動波形データを収録し続けており、その連続記録の中から任意の時間の震動記録を過去に遡って確認することができる「後トリガ機能」を備えています。
※2 18ch 100Hzサンプリング収録で、健全性データ連続記録未保存時
 

豊富な外部出力を標準装備
AccuSEIS Omniが備えていたLANやRS-232C接続による地震データ伝送規約を踏襲。さらに多数の演算結果を含んだ新たなデータ転送規約も装備しました。

 
パソコンレスでプリンタを制御
パソコンを介さず、ネットワーク接続されたPostScript対応プリンタに印刷出力が可能。最大値一覧や計測震度、SI値、応答値、長周期地震動階級などの演算結果だけでなく、地震波形図の印刷も可能です。
 
専用ソフトウェアは不要
全ての設定や操作、地震記録の確認をネットワーク接続されたパソコンのブラウザ(※5)から行うことがで きます。地震波形データのテキスト変換(数値化)も専用ソフトウェアを使用せずにブラウザ上の操作だけで行えます。
※5 推奨ブラウザ Google Chrome Ver.71.0.3578.98以降

メール配信機能(※6)を搭載
地震発生時はもちろん、Centoの状態変化時、状態の日報をメールで配信(最大50アドレスまで)することができます。メールには波形図(PDF)や波形データ(WIN32データ)を添付することも可能です。
※6 Centoから接続できるメールサーバが必要です
 
スマートフォンやタブレットから
WiーFi 親機(※7)を内蔵しており(オプション)、お手持ちのスマートフォンやタブレットからもアクセス可能です。
※7 IEEE802.11g (2.4GHz)規格 セキュリティ「WPA2-PSK」対応の機器が必要

表示・操作・データ回収
有機ELによる表示とキー操作により、表示の切替や操作が可能です。USBポートを装備し、USBメモリ(※8)を接続することで、予め設定しておいた期間の地震データを自動でコピー(回収)できます。
※8 FAT32もしくはexFATでフォーマットしたもの

システムの健全性確認と記録
Centoだけではなく、接続されるADCや専用検出器AccuSEIS203の、内部電圧・温度、装置ステータスを確認することができます。(Centoは16種類の内部電圧・温度と24項目のステータス。ADC/203は12種類の内部電圧・温度と15項目のステータスが確認できます)これらが異常値の場合は、接点を出力したりメール配信(※6)を行うことができ、システム故障の前兆を未然に捉えることができます。また健全性に関する情報は震動記録と同時に連続記録として残すことも可能。地震データが収録された時のシステムの状態を後から地震波形データと並べて検証できます。
※6 Centoから接続できるメールサーバが必要です
 
地震記録の保存
記録媒体にはSSDを採用。振動や衝撃に強くCentoが震度7の地震で揺れていても地震を記録し続けます。さらにオプションとして、SSDを増設してミラーリングすることや、産業用の高信頼性SSD(※9)への変更も可能です。
※9 記録容量が標準SSDの1/4になります


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