日本地球惑星科学連合2022年大会

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS03] The Southern Ocean and the Antarctic Ice Sheet dynamics in past, present and future

2022年5月25日(水) 15:30 〜 17:00 104 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:草原 和弥(海洋研究開発機構)、コンビーナ:岡 顕(東京大学大気海洋研究所)、野木 義史(国立極地研究所)、コンビーナ:津滝 俊(国立極地研究所)、座長:草原 和弥(海洋研究開発機構)、岡 顕(東京大学大気海洋研究所)、野木 義史(国立極地研究所)、津滝 俊(国立極地研究所)

熱・水・物質の巨大リザーバである南大洋と南極氷床は、長期の全球気候変動の中心的役割を果たしている可能性がある。この「南大洋・南極氷床システム」を構成するサブシステムとしては,氷床と海の相互作用の場である棚氷、そこから流出する氷山、大きな季節変動をする海氷、海洋熱塩循環を駆動する南極底層水,活発な生物生産,そして3大大洋を連結する南極周極流などがあり、これらのサブシステムは相互に連動しながら地球規模の環境変動に重大な影響を与えていると考えられている。本セッションは、地球規模の環境変動を正確に理解するために必要不可欠である過去から現在に至る南極氷床変動、南大洋海洋循環、南大洋生態系変動に焦点を絞り、各サブシステムの挙動や相互作用に関する様々な分野の最新の観測やシミュレーション結果、新たな研究観測の提案等を総括的に議論し、 “南極氷床”と”南大洋”に関わる分野融合研究を推進する場とする。

16:45 〜 17:00

*Ralf Greve1,2Christopher Chambers1Takashi Obase3Fuyuki SAITO4Wing-Le Chan3Ayako Abe-Ouchi3 (1.Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University、2.Arctic Research Center, Hokkaido University、3.Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo、4.Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)

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