10:45 〜 11:10
*村山 良之1 (1.山形大学)
[J] 口頭発表
セッション記号 O (パブリック) » パブリック
2022年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 303 (幕張メッセ国際会議場)
コンビーナ:和田 章(東京工業大学)、コンビーナ:高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、久利 美和(気象庁)、座長:和田 章(東京工業大学)、久利 美和(気象庁)、高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)
防災に関する多様な観点からの学術的知見は、ずいぶん蓄積されてきました。しかし、明日を担う子供たちに、一般の市民や行政の方に、これらの知見が十分に伝わっているか疑問です。個人が避難行動をとる時、家を立てる時、自治体や国が街づくりを考える時、避難勧告を行う時、学術的知見はどの程度考慮されているでしょうか。自然災害が起こるメカニズムの理解は、発災条件の推測や効果的な避難方法の検討に役立つでしょう。ジェンダーや、避難や復興から取り残される高齢者や障害者など「災害弱者」の顕在化の問題は、地域のコミュニティ作りや学校現場での防災教育にも役立ちます。災害に強いまちづくりは、地球環境に負担をかけない都市計画にも直結します。構造物の耐震化のみならず、計画時に地盤の強い地域を選ぶことも重要なポイントです。本セッションでは、明日起こるかもしれない自然災害に対するアクションから、10年ないし数十年という時間軸で考えるべき課題までを、広い意味での防災教育やアウトリーチの観点から議論します。防災学術連携体とJpGUから広い分野の専門家を講演者として招待し、より多くの方々に防災・減災の学術的知見を届けます。
10:45 〜 11:10
*村山 良之1 (1.山形大学)
11:10 〜 11:35
*佐藤 健1 (1.東北大学)
11:35 〜 12:00
*三輪 律江1 (1.横浜市立大学)
Discussion (12:00 〜 12:15)