13:45 〜 14:00
*中田 節也1、市原 美恵2、前野 深2、大湊 隆雄2、Kula Taaniela3、Brenna Marco4、Cronin Shane5 (1.研究開発法人 防災科学技術研究所、2.東京大学地震研究所、3.Tonga Geological Services、4.The University of Otago、5.The University of Auckland)
[J] 口頭発表
セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン
2022年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 105 (幕張メッセ国際会議場)
コンビーナ:日比谷 紀之(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、コンビーナ:前野 深(東京大学地震研究所)、コンビーナ:中島 健介(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、コンビーナ:田村 芳彦(海洋研究開発機構 海域地震火山部門)、座長:田村 芳彦(海洋研究開発機構 海域地震火山部門)、前野 深(東京大学地震研究所)
2022年1月15日にトンガ諸島のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山(フンガ火山)において大規模な海底噴火が発生し、津波や降灰による甚大な災害が発生した。この噴火では短時間のうちに大規模な噴煙が形成されたほか、日本列島を含む世界各地で気圧変動やそれに伴う気象津波、電離層擾乱が観測されるなど、噴火によるとみられる全地球圏の擾乱がグローバルに捉えられた。このような、火山噴火に起因する大規模な擾乱が広域で詳細に観測されたのは、近代地球科学において初めてのことである。今回のケースも含めてフンガ火山のマグマ生成に関する知見や、ともに海洋島弧であるトンガ弧と伊豆小笠原弧の火山活動の比較から得られる知見は、日本周辺海域の海底噴火に関しても重要な示唆を与えるものとなろう。
本セッションでは、フンガ海底噴火そのものの性質(噴火の地点、噴火の規模と強さ、噴煙の性質、および、噴火の推移)と他の火山噴火との比較、広域で観測された気圧変動や気象津波、電離層擾乱の特徴とその励起メカニズムについて、関連する様々な分野から話題提供頂き、海底火山噴火とそれが引き起こす地球圏内の全擾乱について議論する。
13:45 〜 14:00
*中田 節也1、市原 美恵2、前野 深2、大湊 隆雄2、Kula Taaniela3、Brenna Marco4、Cronin Shane5 (1.研究開発法人 防災科学技術研究所、2.東京大学地震研究所、3.Tonga Geological Services、4.The University of Otago、5.The University of Auckland)
14:00 〜 14:15
*前野 深1 (1.東京大学地震研究所)
14:15 〜 14:30
*鈴木 雄治郎1 (1.東京大学地震研究所)
14:30 〜 14:45
*Caldwell Grant1、Noble Chris2、Jarvis Paul3、Ogawa Yasuo4 (1.GNS Science 、2.NZ Met. Service、3.GNS Science、4.TITECH)
14:45 〜 15:00
*田村 芳彦1 (1.海洋研究開発機構 海域地震火山部門)
15:00 〜 15:15
*阪本 真由美1、中道 治久2、荒島 千鶴3、荒木田 勝4、高橋 若菜5 (1.兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科、2.京都大学防災研究所、3.神戸学院大学、4.アジア防災センター、5.宇都宮大学)