日本地球惑星科学連合2022年大会

セッション情報

[E] 口頭発表

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[U-10] 地球規模環境変化の予測と検出

2022年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 101 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:河宮 未知生(海洋研究開発機構)、コンビーナ:立入 郁(海洋研究開発機構)、建部 洋晶(海洋研究開発機構)、コンビーナ:Ramaswamy V(NOAA GFDL)、座長:立入 郁(海洋研究開発機構)

2021年のノーベル物理学賞を,NOAA/GFDLを退職し現在プリンストン大学に在籍する真鍋淑郎博士が受賞した.大気と海洋を結合した気候モデルの開発を通し,気候変動予測の途を拓いた業績が評価されたものである.同博士による1960年代の一連の成果から半世紀を経て,気候モデルは様々な方向に発展を遂げている.高解像度化や生態系の機能導入による現実の地球環境の再現性向上により,諸現象のメカニズム理解はもとより,気候変動の適応や緩和に関する政策立案など現実社会の問題に適用されるようになってきている.本セッションでは,気候モデリング分野開闢以来の進展を真鍋博士の貢献を中心に振り返りながら, 連携が深まる多様な関連分野との交流も含め,今後の発展の方向性について講演者,参加者の間で意見を交換することとしたい.本セッションはU-02の姉妹セッションとして開催する.

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