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[AOS17-P06] 海洋レーダシステムによる表層流速計測へのパッシブレーダ技術の応用
キーワード:パッシブレーダー
近年、電波周波数資源の有効利用が技術開発課題として挙げられてきている。周辺環境計測のために使用されるレーダの増加に伴い、レーダ間で電波干渉が発生する確率は増大する。複数のセンサーで送信源を共有することにより、周波数資源を有効活用する手段としてパッシブレーダ技術が注目されている。本稿では、海洋表面流速を計測する海洋レーダシステムへのパッシブレーダ技術の応用に関して検討した。
アクティブレーダとの組み合わせと、外部送信源利用の2通りについて検討したが、ともにアクティブレーダの組み合わせでは得られない特性を持つことが示された。
今後、これらの特性を活かした観測システムの検討を進め、実観測での検証を目指すことにする。
アクティブレーダとの組み合わせと、外部送信源利用の2通りについて検討したが、ともにアクティブレーダの組み合わせでは得られない特性を持つことが示された。
今後、これらの特性を活かした観測システムの検討を進め、実観測での検証を目指すことにする。