日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] 小・中・高等学校,大学の地球惑星科学教育

2022年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 301B (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)、コンビーナ:丹羽 淑博(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター)、座長:丹羽 淑博(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター)、畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)

14:45 〜 15:00

[G03-05] VR・3Dプリンタを用いた、巡検の事前学習指導

*竹村 英紀1今井 弘二2庄司 真史3島田 卓也4 (1.学校法人城北学園、2.情報通信研究機構、3.株式会社ライブ・アース、4.クロスハット)

キーワード:VR、3Dプリンタ、メタバース、中学生、学校教育、ヘッドマウントディスプレー

近年、科学技術の発展に伴い、VRゴーグルや3Dプリンターなどが安価に手に入るようになってきている。
3Dプリンターを用いた学校教育としては、川島紀子ほか(2019)や田口瑞穂ほか(2020)等の実践がある。
一方で、VRゴーグルを用いた教育実践については、Lasse Jensen et al(2018)等でまとめられているように、観察等において学習効果が期待できるとの指摘があるにも関わらず、日本の中学校教育での実践例はなかった。
今回、中学2年生257名を対象に、巡検前の事前学習として3Dプリンターを用いてプリントアウトした地形の観察と、VRゴーグルによる疑似体験を行った。
本発表では、巡検の事前学習の有用性について報告する。