日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] 地球科学関連教育と情報デザイン

2022年5月22日(日) 10:45 〜 12:15 104 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:松岡 東香(清和大学法学部)、コンビーナ:山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、座長:松岡 東香(清和大学法学部)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

10:45 〜 11:00

[G04-01] 防災行動を示す教材の抽象化や情報量の最適化

*高嶋 啓1松岡 東香2佐野 司1 (1.学校法人筑波学院大学、2.清和大学法学部)

キーワード:アクティブラーニング、防災教育、ピクトグラム

学習教材の形や色、抽象度といった要素は、学習者の心理に少なからず影響するとともに、学習効果への違いも予想される。写真などを使用した教材では、被写体となる人物の表情や衣装、背景などがノイズとなり、本質的な行動やモデルの感得を疎外する可能性がある。そこで、これらの要因を排除し、防災行動に関する教材の抽象化を行った。また、それらに文字情報などを付加し、抽象化の程度や情報量の異なる複数のプロトタイプを作製した。本研究では、これらのプロトタイプを用いて防災教材画像の情報量や抽象化の程度について検討を試みる。