16:45 〜 17:00
[HSC06-12] CO2海底下貯留を想定したCO2ハイドレートのシール機能に関する研究
キーワード:二酸化炭素貯留、CO2ハイドレート、自己シール
CO2貯留の適地拡大のため、ハイドレートを利用したCO2海底下貯留が提案されている。この手法では、海底下に圧入したCO2が地層中でハイドレート化することで、自らシール層となることが期待される。
本研究では、水深600 m、海底下150 mを想定した圧力・温度条件で、コアホルダーに封入した高さ約730 mm、直径50 mmの模擬堆積物に液体CO2を圧入する実験を行い、流動場におけるハイドレートの生成とシール機能の発現を観察した。実験の結果、CO2ハイドレートの生成により直ちにシール機能が発現されることはなかったが、静置期間を設け、繰り返し液体CO2を圧入しハイドレートの成長を促すことで、強固なシール機能を確保できる可能性が示唆された。
本研究では、水深600 m、海底下150 mを想定した圧力・温度条件で、コアホルダーに封入した高さ約730 mm、直径50 mmの模擬堆積物に液体CO2を圧入する実験を行い、流動場におけるハイドレートの生成とシール機能の発現を観察した。実験の結果、CO2ハイドレートの生成により直ちにシール機能が発現されることはなかったが、静置期間を設け、繰り返し液体CO2を圧入しハイドレートの成長を促すことで、強固なシール機能を確保できる可能性が示唆された。