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[MGI35-P04] Raspberry Piによる映像IoTの独自プログラミング開発手法(5)
キーワード:HpVT、映像IoT、Raspberry Pi、Jetson
近年、インターネットゲートウェイとクラウドサービスへの接続の有効な小型デバイスとして、Raspberry PiやArduinoなどの低コストシングルボードコンピュータが登場した。これらは、プログラミング可能なInternet of Things(IoT)のためのアーキテクチャとして期待されている映像IoT(Visual IoT)はIoTの1つであり、映像・画像データを基にしたリモートセンシング手法である。筆者らはこれまで、国内外の30か所以上に映像伝送システムを設置し、実験的に運用を進めている。本発表ではこれまで、ラズベリーパイによる映像IoTプログラミング環境によるアプリケーション開発を議論してきた。本年度は、①HDMI⇒CSI2変換またはSDI⇒CSI2変換ボードによるHDMI出力カメラまたはSDI出力カメラの映像伝送および伝送映像品質について、②現在のHpVTプロトコルにはネットワーク等の通信環境に応じて伝送パラメータを動的に変更するAdaptiveモードが存在するが、IPネットワークカメラへのAdaptiveモードの適用について、③現在のHpVTプロトコルは映像伝送ストリーム機能についてはReal Time Streaming Protocol(RTSP)を対象(前提)としているがReal Time Messaging Protocol(RTMP)への拡張について、④映像Io システムの送受信用Rapsberri PiをJetsonへの置き換えについて、⑤その他最近のHpVT/映像IoT技術開発に関するトピックスを紹介する。