日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-GI 地球科学一般・情報地球科学

[M-GI35] 情報地球惑星科学と大量データ処理

2022年5月30日(月) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (38) (Ch.38)

コンビーナ:村田 健史(情報通信研究機構)、コンビーナ:野々垣 進(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター)、本田 理恵(高知大学自然科学系理工学部門)、コンビーナ:深沢 圭一郎(京都大学学術情報メディアセンター)、座長:深沢 圭一郎(京都大学学術情報メディアセンター)、野々垣 進(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター)、本田 理恵(高知大学自然科学系理工学部門)、村田 健史(情報通信研究機構)

11:00 〜 13:00

[MGI35-P04] Raspberry Piによる映像IoTの独自プログラミング開発手法(5)

*水原 隆道1青木 俊樹1 (1.株式会社クレアリンクテクノロジー)

キーワード:HpVT、映像IoT、Raspberry Pi、Jetson

近年、インターネットゲートウェイとクラウドサービスへの接続の有効な小型デバイスとして、Raspberry PiやArduinoなどの低コストシングルボードコンピュータが登場した。これらは、プログラミング可能なInternet of Things(IoT)のためのアーキテクチャとして期待されている映像IoT(Visual IoT)はIoTの1つであり、映像・画像データを基にしたリモートセンシング手法である。筆者らはこれまで、国内外の30か所以上に映像伝送システムを設置し、実験的に運用を進めている。本発表ではこれまで、ラズベリーパイによる映像IoTプログラミング環境によるアプリケーション開発を議論してきた。本年度は、①HDMI⇒CSI2変換またはSDI⇒CSI2変換ボードによるHDMI出力カメラまたはSDI出力カメラの映像伝送および伝送映像品質について、②現在のHpVTプロトコルにはネットワーク等の通信環境に応じて伝送パラメータを動的に変更するAdaptiveモードが存在するが、IPネットワークカメラへのAdaptiveモードの適用について、③現在のHpVTプロトコルは映像伝送ストリーム機能についてはReal Time Streaming Protocol(RTSP)を対象(前提)としているがReal Time Messaging Protocol(RTMP)への拡張について、④映像Io システムの送受信用Rapsberri PiをJetsonへの置き換えについて、⑤その他最近のHpVT/映像IoT技術開発に関するトピックスを紹介する。