日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS05] 宇宙・銀河・地球・月・プレートテクトニクス・生命の起源の探究

2022年6月1日(水) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (29) (Ch.29)

コンビーナ:種子 彰(SEED SCIENCE Lab.)、コンビーナ:佃 為成、座長:種子 彰(SEED SCIENCE Lab.)

11:00 〜 13:00

[MIS05-P01] M-TS05-P01 宇宙の謎の検証方法・・実証主義再現性で,仮説検証主義進化結果統一的に自然と一致

★招待講演

*種子 彰1 (1.SEED SCIENCE Lab.)

キーワード:宇宙の謎の検証方法、実証主義⇒再現性で、仮説検証主義⇒進化の結果が統一的に自然と一致、マルチインパクト仮説による太陽系進化の結果の検証

宇宙の謎の検証方法・・自然との一致で評価してきた.
自然科学での周期性 例えば地球の自転や公転等は経験法則であり,宇宙の彼方でも成り立つ保証は無い.
増してや万有引力やエネルギー保存則など尚更である.
実証主義⇒複数の実験を行い再現性の一致の精度手で,自然との一致を評価してきた.
推論として帰納法と演繹法でモデルをつくり,実験の再現性と精度で検証してきた.
しかし,進化という時間軸での非対称性をもつ現象では再現性が,保証されていない.
此処で自然と一体性の新しい評価基準が求められている.

仮説検証主義⇒進化の結果が統一的に自然との一致に求められる.

例えば,太陽系の起源を実証しようとすると,大陽系の材料を宇宙空間に配置(初期状態の質量や材質が不明)して,時系列で進化の状況を記録して,数10億年に亘って観察して,現実の太陽系と比較して一致しているか確認する必要があります.しかも再現性の保証も有りません.その代わりに,仮説検証主義では,物理法則は現在と同じと仮定して,仮説の論理的結論による複数の太陽系の特徴(木星の大赤斑)や,小惑星帯の軌道エネルギーの頻度と位置,小惑星の特徴(分化したマントルの破片の集合等),地球の衝突頻度と確率,月の起源メカニズムむや,月の特徴(略マントルのみ,表側に玄武岩クレ―ター熔出有り,月が偏芯していて地球と巴回転),裏面は他の惑星と略同じ,地球にはプレートテクトニクスが起きている,表面に広い海洋があり,略球形で2山頻度のレベルステージが在る.これらを統一的に説明できるマルチインパクト仮説が存在し,殆どの特徴が整合的に説明できる.此の時,其の仮説信じられると判断される.

 例えば太陽系の起源と進化を例に引けば充分で有ろう.我々の人生はあまりにも太陽系の進化に比べて短い.

 他の例としては,万有引力の法則は地球上では実証(経形法則かも?)されているようであるが,宇宙の彼方では当然,
実証できない.しかし,銀河回転や連星系の回転から普変的に加速可能である.しかし,理論的にこの形式しかおきないという事がセ地明できれば,観測結果の集積とその場所での検証が可能となる.此の形式の理論説明は,私が以前「星のメルヘン」にきさいしてある.その図は,図1と図2で示される. 後は,重ね合わせの原理と,回転座標系上の運動法則は同一であることで説明できる.つまり,銀河系の形は内力では変形せずに一定である.

  結論 実証主義といっても,過去の起源実証不可能で,Abduction で検証できれば充分である.