11:00 〜 13:00
[MIS27-P01] LF帯雷放電標定装置と二重偏波フェーズドアレイ気象レーダを用いた積乱雲の発達過程の観測
キーワード:積乱雲、雷、レーダ
近年,台風やゲリラ豪雨のようなシビア現象による気象災害が日本各地で発生している.一般には,シビア現象は局地的かつ短時間で発達する積乱雲が原因とされている.本研究グループでは,二重偏波レーダの機能を搭載したXバンドフェーズドアレイ気象レーダ(以下,MP-PAWR)を開発し,3次元的な気象変化を捉えることが可能となった.一方で,ライトニングジャンプと呼ばれる雷放電情報がシビア現象の予測に有用であることが示されている.またレーダデータと雷放電の同時観測から発雷条件について議論もされているが,積乱雲の発達過程及び雷放電の発生機構と深く関連していることから,これらを包括的に観測及び考察することがシビア現象の予測につながると考えられる.
そこで,本研究では,2020年8月に関東圏3次元雷観測ネットワークを構築し,雷放電データと二重偏波フェーズドアレイ気象レーダの同時観測から雷放電及び積乱雲の発達過程の関連性ついて検討する.
そこで,本研究では,2020年8月に関東圏3次元雷観測ネットワークを構築し,雷放電データと二重偏波フェーズドアレイ気象レーダの同時観測から雷放電及び積乱雲の発達過程の関連性ついて検討する.