15:30 〜 17:00
[O07-01] 真鍋淑郎先生ノーベル賞記念講演および気候モデリングの発展に関する討論
2021年ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎先生のノーベル講演に日本語の字幕を入れた英語講演(協力:日本気象学会)をまず聴いていただきます。真鍋先生は、1960年代から、米国大気海洋庁地球流体力学研究所にて、気候モデルの開発を通じて、気候科学の基礎研究において、世界をリードしてきました。また、1980〜1990年代には、日本における気候モデル開発の立ち上げを応援するために頻繁に来日し、特に1997年の地球フロンティア研究システムの立ち上げに貢献しました。また、本セッションでは、真鍋先生の講演にあわせて、真鍋先生の研究内容やその意義、その後の研究の発展、気候変動に関する政府間パネルIPCCにおける気候モデルの役割や今後の課題について、中村尚、山中康裕、江守正多、阿部彩子の4人で討論します。