日本地球惑星科学連合2022年大会

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[J] 口頭発表

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[O-07] 真鍋淑郎先生ノーベル賞記念講演および気候モデリングの発展

2022年5月22日(日) 15:30 〜 17:00 展示場特設会場 (1) (幕張メッセ国際展示場)

コンビーナ:阿部 彩子(東京大学大気海洋研究所)、コンビーナ:山中 康裕(北海道大学大学院地球環境科学研究院統合環境科学部門)、中村 尚(東京大学先端科学技術研究センター)、座長:阿部 彩子(東京大学大気海洋研究所)

15:30 〜 17:00

[O07-01] 真鍋淑郎先生ノーベル賞記念講演および気候モデリングの発展に関する討論

*阿部 彩子1江守 正多2中村 尚3山中 康裕4 (1.東京大学大気海洋研究所、2.国立研究開発法人 国立環境研究所、3.東京大学先端科学技術研究センター、4.北海道大学大学院地球環境科学研究院統合環境科学部門)

2021年ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎先生のノーベル講演に日本語の字幕を入れた英語講演(協力:日本気象学会)をまず聴いていただきます。真鍋先生は、1960年代から、米国大気海洋庁地球流体力学研究所にて、気候モデルの開発を通じて、気候科学の基礎研究において、世界をリードしてきました。また、1980〜1990年代には、日本における気候モデル開発の立ち上げを応援するために頻繁に来日し、特に1997年の地球フロンティア研究システムの立ち上げに貢献しました。また、本セッションでは、真鍋先生の講演にあわせて、真鍋先生の研究内容やその意義、その後の研究の発展、気候変動に関する政府間パネルIPCCにおける気候モデルの役割や今後の課題について、中村尚、山中康裕、江守正多、阿部彩子の4人で討論します。