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[O08-P23] 河川が氾濫する気象的、地理的条件~宮田川の過去と現在の比較から~
キーワード:河川の氾濫、砂防ダム、洪水災害の類型化
近年、茨城県で発生した豪雨災害について、県内河川で災害の大小に違いがあることに興味を持った。そして、河川の氾濫を類型化し、減災に活用しようと考えた。
まず、全国の氾濫した河川について、降水量と傾斜角で類型化を試みたができなかった。そこで、茨城県内の3つの河川(那珂川、久慈川、宮田川)の氾濫原因の文献調査をさらに詳しくしたところ、「土砂洪水氾濫」「合流地点氾濫」「土砂洪水氾濫」の3つに類型化できた。地元の宮田川は「土砂洪水氾濫」であったことから、砂防ダムの有効性を確かめる室内実験を行った。現在、砂防ダム実験の改良と、新たに3Dプリンタを用いた宮田川、那珂川、久慈川の立体地形模型作成を進めている。
まず、全国の氾濫した河川について、降水量と傾斜角で類型化を試みたができなかった。そこで、茨城県内の3つの河川(那珂川、久慈川、宮田川)の氾濫原因の文献調査をさらに詳しくしたところ、「土砂洪水氾濫」「合流地点氾濫」「土砂洪水氾濫」の3つに類型化できた。地元の宮田川は「土砂洪水氾濫」であったことから、砂防ダムの有効性を確かめる室内実験を行った。現在、砂防ダム実験の改良と、新たに3Dプリンタを用いた宮田川、那珂川、久慈川の立体地形模型作成を進めている。