日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS01] Outer Solar System Exploration Today, and Tomorrow

2022年6月3日(金) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (3) (Ch.03)

コンビーナ:木村 淳(大阪大学)、コンビーナ:土屋 史紀(東北大学大学院理学研究科惑星プラズマ・大気研究センター)、Sayanagi Kunio M.(Hampton University)、コンビーナ:Young Cindy(NASA Langley Research Center)、座長:木村 淳(大阪大学)、土屋 史紀(東北大学大学院理学研究科惑星プラズマ・大気研究センター)


11:00 〜 13:00

[PPS01-P06] LAPYUTAによる惑星オーロラ観測に向けた科学検討

*木村 智樹1垰 千尋2村上 豪3吉岡 和夫4土屋 史紀5山崎 敦3鍵谷 将人5古賀 亮一6益永 圭3堺 正太朗5 (1.東京理科大学、2.情報通信研究機構、3.宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所、4.東京大学 新領域創成科学研究科、5.東北大学 理学研究科、6.名古屋大学 環境学研究科)

キーワード:LAPYUTA望遠鏡、木星、オーロラ

次世代紫外線宇宙望遠鏡LAPYUTAによる惑星オーロラの分光、及び、撮像観測のフィージビリティスタディを実施した。既存のハッブル宇宙望遠鏡やひさき衛星の観測データと、LAPYUTAの観測器設計データに基づき、木星オーロラの分光観測・撮像観測のシミュレーションを行った。その結果、現状のLAPYUTAの基本設計において、分光観測、撮像観測ともに、科学目的達成のために必要な有意な感度を持っていることが確認できた。現在は分光器及び撮像器の試験モデル作成に向けた、必要なフィルタ特性の絞り込みや、観測モードの検討等を行っている。本発表では、上記のフィージビリティスタディの現状を報告する。