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[SCG52-P18] 奥能登群発地震域での地下比抵抗構造調査
キーワード:能登、群発地震、比抵抗構造
能登半島北東では、2018年ごろから群発地震活動が見られ、2021年より範囲を広げつつ活動が活発化し現在まで継続している。この群発活動に伴い、GNSSによる地殻変動も検出されている(西村, 2021)。この群発活動が、構造的にどのような場所で生じているのか、また、2007年3月に能登半島北西部で発生した能登半島地震との構造的違いの有無を解明するために、地下比抵抗構造調査を計画・実施した。2021年11月~12月にかけて、計32か所で広帯域の電磁場データを取得し、調査域内の相互参照により探査曲線の推定を行った。一部の観測点を除き、数100Hz~数1000秒の広帯域で比較的良好な電磁応答が求まった。
本発表では、観測の目的と概要、得られた電磁応答に認められる特徴を報告するとともに、予察的な構造解析の結果を地震活動や能登半島地震の構造(Yoshimura et al., 2008)と比較を行う予定である。
本発表では、観測の目的と概要、得られた電磁応答に認められる特徴を報告するとともに、予察的な構造解析の結果を地震活動や能登半島地震の構造(Yoshimura et al., 2008)と比較を行う予定である。