日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-IT 地球内部科学・地球惑星テクトニクス

[S-IT19] 地球深部科学

2022年5月30日(月) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (22) (Ch.22)

コンビーナ:太田 健二(東京工業大学理学院地球惑星科学系)、コンビーナ:河合 研志(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、飯塚 毅(東京大学)、コンビーナ:土屋 旬(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、座長:太田 健二(東京工業大学理学院地球惑星科学系)、土屋 旬(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、飯塚 毅(東京大学)、河合 研志(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)

11:00 〜 13:00

[SIT19-P04] GHz-DAC音速測定法の開発 IV

*加藤 拓人1鶴岡 椋1寺崎 英紀2近藤 忠1山崎 大輔3米田 明1 (1.大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻、2.岡山大学理学部、3.岡山大学惑星物質研究所)

キーワード:GHz法、ダイアモンドアンビルセル、弾性波速度

GHz音速法は10μmオーダー厚みの試料の弾性波速度(音速)を測定できる手法である。我々はGHz音速法をDAC圧力発生法に適用し、地球構成物質の高圧・高温下での音速データ取得を試みている。本手法は鉄等の不透明試料の縦波速度・横波速度の両方を計測することができる。
GHz-DAC音速測定法を用いて鉄試料の測定を継続中である。同時に高圧化・高温化・高精度化の技術開発にも取り組んでいる。今回、GHz-DAC音速測定法の進展状況を紹介するとともに、新規に着手した高温GHz法開発について焦点をあてて報告する。