日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法

[S-TT37] 空中からの地球計測とモニタリング

2022年6月2日(木) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (26) (Ch.26)

コンビーナ:小山 崇夫(東京大学地震研究所)、コンビーナ:楠本 成寿(京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設)、光畑 裕司(独立行政法人 産業技術総合研究所)、コンビーナ:大熊 茂雄(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、座長:小山 崇夫(東京大学地震研究所)、楠本 成寿(京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設)、光畑 裕司(独立行政法人 産業技術総合研究所)、大熊 茂雄(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

11:00 〜 13:00

[STT37-P01] ドローン空中電磁探査法による地質構造調査

*結城 洋一1、新清 晃1、富森 さとし1、山口 明代1、城森 明2、城森 敦善2、十山 哲也2 (1.応用地質株式会社、2.有限会社ネオサイエンス)

キーワード:ドローン空中電磁探査、地上ソース型ドローン空中電磁探査、空中発信型ドローン空中電磁探査

空中発信型ドローン空中電磁探査法(D-TEM)と地上発信型空中受信型ドローン空中電磁探査法(D-GREATEM)の有効性を検討するため、岐阜県西濃地域において、同地域の地下水涵養源である扇状地砂礫,地下水を被圧させている沖積粘性土,地下水の流動を規制し得る断層について,その構造と水理特性の把握を目的として探査をおこなった。実施は地下水の変化を観察するために、多雨期の9月と少雨期の12月の2回実施した。探査結果から比抵抗三次元モデルをつくり、比抵抗構造と地質構造、水利構造を考察した。さらに探査結果から、2つの探査法の地下水調査への適用性や探査能力などについて検証した。
 なお、本調査は内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」(管 理法人:防災科研)によって実施された。