日本地球惑星科学連合2023年大会

出展者情報

JAMSTEC 地球シミュレータ

JAMSTEC 地球シミュレータ



 
JAMSTECのスパコン地球シミュレータ(ES4)
  地球シミュレータ(ES4)は、アクセラレータを組み合わせたマルチアーキテクチャ型スーパーコンピュータで、米AMD社製CPUをベースに、日本電気株式会社製SX-Aurora TSUBASAや米NVIDIA社製GPU A100といったアクセラレータを組み合わせることで、従来研究のさらなる発展とAI研究など新規研究課題実施の両立を目指しています。 




 
地球シミュレータ(ES4)の特徴:3つのアーキテクチャの連携
  地球シミュレータ を構成する 3 つのアーキテクチャのノード部は同一の HDR InfiniBand ファブリックに接続されており、ストレージも共有しています。また、いずれのノードも AMD EPYC CPU を搭載し、 Linux がインストールされています。そのため、全ノードを管理するバッチ処理システムを利用して、複数アーキテクチャにまたがったジョブの実行や全ノードを利用したジョブの実行が可能となっています。







 
海洋のデジタルツインの研究開発
  デジタルツインとは、現実世界と対になる双子をデジタル空間上に構築し、モニタリングやシミュレーションを可能にする仕組みをいいます。
 海洋のデジタルツインは、自然災害を含め、海洋の実空間で何が起きているかを知ったり、何が起きるかを予測するために、利用されます。 付加価値情報創生部門は、超大規模台風・高潮のような極端気象・海象現象を予測することを目的の一つとして海洋のデジタルツインの研究開発を進めることを計画しています。また,海底観測ネットワークを利用して、海洋で発生する大型地震を調べるためのデジタルツインも構想しています。

 
「地球を計算する」JAMSTEC LAB VISIT SERIES #04
  JAMSTEC横浜研究所にあるスパコン「地球シミュレータ」。 地球温暖化や台風、地震・津波など地球科学に関するシミュレーションのほかにも、ナノテクノロジーや流体力学、構造力学、AIなどさまざまな分野で活用されています。
 
 
 
地球シミュレータ(ES4)「機構戦略枠」
  地球シミュレータ(ES4)では、競争的な計算資源の追加やチャレンジングな利用を推進する仕組みを取り入れ、これらに柔軟に対応するための「機構戦略枠」を導入しました。機構戦略枠課題は、下記の3つにより構成されます。


  • 担当部署

    付加価値情報創生部門 地球情報科学技術センター 計算機システム技術運用グループ

  • 住所

    236-0001
    神奈川県横浜市金沢区昭和町3173番25 横浜研究所

  • Tel

    045-778-5770

  • Fax

    045-778-5771

  • Webサイト・SNS

    https://www.jamstec.go.jp/j/ https://www.jamstec.go.jp/es/jp/