日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 B (地球生命科学) » B-BG 地球生命科学・地圏生物圏相互作用

[B-BG01] 地球惑星科学 生命圏フロンティア

2023年5月22日(月) 13:45 〜 15:15 304 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:鈴木 志野(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)、奥村 知世(高知大学海洋コア総合研究センター)、諸野 祐樹(海洋研究開発機構高知コア研究所)、伊左治 雄太(海洋研究開発機構)、座長:鈴木 志野(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)、奥村 知世(高知大学海洋コア総合研究センター)、伊左治 雄太(海洋研究開発機構)

地球におけるフロンティアである深海・地下環境の研究は、深海・地下圏での水、炭素、窒素などの軽元素や金属元素といった物質のフラックス、各種エネルギーの流入やその密度、生命の生息領域としての性質、そこに生息する生命の存在量や特性、限界など、広大な空間に存在する複雑な化学的、物理的、生物学的相互作用の上に成り立つ独自の「生命圏」の描像を提示してきました。そしてそれらの理解は、深海・地下生命圏が、気候変動、エネルギー、資源、自然災害など各種問題と密接に関わり、重要な役割を果たすことを明らかにしました。さらに、それらを地質学的時間的スケールで捉えた時、光エネルギーと隔絶した生命進化、生命―地球共進化、そこに至るまでの化学進化、生命機能進化、また地球外でのハビタビリティに至るまで、幅広い分野での根源的な知の拡充に貢献してきました。本セッションでは様々な因子が時空間において複雑に絡み合う地球・惑星フロンティア生命圏に関し、セクションの垣根を越えて地球惑星生命科学を開拓する技術・実験・理論・応用的研究を幅広く募集し、多角的かつ体系的に議論し、今後のこの分野の課題、発展性を示す場となることを目指します。

13:45 〜 14:00

*Joseph Kirschvink1,2,8、Noah C. Tashbook1、Rory Changleng3、Lot Koopmans4、Myriam A.C. Kars5、Hironori Hidaka6、Kotaro Kawai7、Atsuko Kobayashi2,8Yuhji Yamamoto2 (1.Division of Geological and Planetary Sciences, California Institute of Technology, Pasadena, CA, USA、2.Kochi Core Center, Kochi University, B200 Monobe, Nankoku, Kochi 783-8502, Japan、3.Department of Geosciences, Pennsylvania State University, University Park, PA 16802, USA、4.Department of Earth Sciences, University of Oxford, Oxford, UK、5.International Ocean Discovery Program, Texas A&M University, College Station, TX 77845, USA、6.Department of Systems Control Engineering, Tokyo Institute of Technology, Meguro, Japan、7.Department of Mechanical Engineering, Tokyo Institute of Technology, Meguro, Japan、8.Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology, Meguro, Japan)

14:15 〜 14:35

*Calum Peter Fox1,2,3、Jessica H Whiteside4、Paul E Olsen5、Xingqian Cui6、Roger E Summons7、Erdem Idiz8、Alex I Holman2、Manuel Rigo9、Aisha Al Suwaidi3、Kliti Grice2 (1.Japanese Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokosuka, Japan、2.Curtin University, Perth, Australia、3.Khalifa University of Science and Technology, Abu Dhabi, UAE、4.University of Southampton, Southampton, UK、5.Columbia University in the City of New York, New York, USA、6.Shanghai Jiao Tong University, Shanghai, China、7.Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, USA、8.University of Oxford, Oxford, UK、9.Università degli Studi di Padova, Padova, Italy)

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン
» 出展者の方はこちら