日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[E] オンラインポスター発表

セッション記号 B (地球生命科学) » B-PT 古生物学・古生態学

[B-PT03] バイオミネラリゼーションと古環境プロキシー

2023年5月25日(木) 13:45 〜 15:15 オンラインポスターZoom会場 (11) (オンラインポスター)

コンビーナ:豊福 高志(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、北里 洋(国立大学法人東京海洋大学)、Bijma Jelle(アルフレッドウェゲナー極域海洋研究所)、廣瀬 孝太郎(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所)


現地ポスター発表開催日時 (2023/5/26 17:15-18:45)

古環境学において、地球の気候システムを復元するために、生物が生成した遺骸(微化石)と用いた群集解析や炭酸塩や有機物を用いた地球化学的プロキシに頼っている。古環境復元に用いられる関係は、一般に、野外・天然での校正に基づくか、室内での飼育実験から導き出される。これらのいわゆる経験的関係は、限定されたパラメータ空間の中でのみ確かめられているという限界がある。古環境プロキシーを異なる環境設定(例えば,高緯度と低緯度,氷期と間氷期)に適用するには,これらの関係のメカニズムな理解が必要である。バイオミネラリゼーションを始めとするそれぞれのプロキシーとなる物質生産の生物学的機構を理解することで大きな進展が期待できる。
そこで本セッションでは、フィールド調査、室内培養実験、生物・生態学的研究、古環境復元などから得られたバイオミネラリゼーション、海洋プロキシのキャリブレーションと評価に関連する研究や、プロキシーをもちいた古環境解析の成果についての広く投稿を歓迎する。

13:45 〜 15:15

Laurie M. Charrieau1、Claire Rollion-Bard2、Anja Terbrueggen1、David J. Wilson3、Philip A. E. Pogge von Strandmann4,3、Sambuddha Misra 5、*Jelle Bijma1 (1.Alfred-Wegener-Institut Helmholtz-Zentrum für Polar- und Meeresforschung, Bremerhaven, Germany、2.Laboratoire des Sciences du Climat et de L’environnement, Université Paris-Saclay, France 、3.London Geochemistry and Isotope Centre, Department of Earth Sciences, University College London, UK、4.Mainz Isotope Geochemistry, Institute for Geosciences, Johannes Gutenberg University Mainz, Germany、5.Centre for Earth Science, Indian Institute of Science, Bengaluru, India)

13:45 〜 15:15

*黒柳 あずみ1鈴木 淳2山岡 香子2橋本 優里3、藤井 武史4、近藤 俊祐4、湊谷 純平5 (1.東北大学総合学術博物館、2.産業技術総合研究所地質調査総合センター、3.東北大学理学研究科、4.株式会社KANSOテクノス、5.独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 (JOGMEC))

13:45 〜 15:15

*木下 峻一1、王 権2黒柳 あずみ3村山 雅史4氏家 由利香5川幡 穂高6 (1.独立行政法人国立科学博物館、2.東京大学、3.東北大学学術資源研究公開センター、4.高知大学農林海洋科学部海洋資源科学科、5.高知大学、6.早稲田大学 理工学術院 大学院創造理工学研究科)

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