日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[J] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG63] 沈み込み帯へのインプット:海洋プレートの進化と不均質

2023年5月22日(月) 10:45 〜 12:00 202 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:藤江 剛(海洋研究開発機構)、平野 直人(東北大学東北アジア研究センター)、鹿児島 渉悟(富山大学)、赤松 祐哉(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、座長:鹿児島 渉悟(富山大学)、藤江 剛(海洋研究開発機構)

プレート沈み込み帯では、巨大地震やスロー地震など様々な地震や火山噴火など多様な地殻活動が生じている。これらの地殻活動の様式、分布、そして規模は、沈み込む海洋プレートの性質(たとえば表層形状や物性、温度、剛性、そして含水率など)によって規定される。さらに、地球表層の物質を地球内部に大規模輸送する唯一の仕組みである海洋プレートの沈み込みは、グローバル物質循環(水や炭素の循環)の主役でもある。これら多様な地殻活動や地球の進化の境界条件となる沈み込み帯インプットとしての海洋プレートの性質は、中央海嶺におけるプレート形成過程、大洋底における進化、沈み込む直前の海溝海側におけるプレート屈曲に伴う変質、さらにはプチスポットなどの火成活動など、海嶺から海溝までに生じる様々な進化過程の影響を包含しており、実に多様性に富む。本セッションでは、沈み込み帯インプットの実態とその不均質性、さらにはそれらが沈み込み帯に与える影響まで、地球物理、地球化学、地質、岩石、掘削化学等、幅広い分野からの研究発表を歓迎する。

なお、本セッションはハードロック掘削科学フォーカスグループの後援を受けている。

11:00 〜 11:15

*Brian Boston1、Suzanne Carbotte2、Shuoshuo Han3、Brandon Shuck2、Jeff Beeson4、J. Pablo Canales5、Mladen Nedimovic6、Harold Tobin7、 The ION GTX Processing Team8 (1.Auburn University、2.Lamont-Doherty Earth Observatory of Columbia University、3.University of Texas Institute for Geophysics、4.Oregon State University、5.Woods Hole Oceanographic Institution、6.Dalhousie University、7.University of Washington、8.ION Geophysical)

11:45 〜 12:00

*秋澤 紀克1,2石川 晃3小木曽 哲4鈴木 勝彦5三宅 亮6三津川 到6 (1.東京大学 大気海洋研究所 海洋底科学部門、2.Macquarie University、3.東京工業大学 理学院 地球惑星科学系、4.京都大学 大学院人間・環境学研究科、5.国立研究開発法人海洋研究開発機構・海底資源センター 、6.京都大学 大学院理学研究科 地質学鉱物学教室 )

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