日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-IT 地球内部科学・地球惑星テクトニクス

[S-IT16] 地球深部科学

2023年5月25日(木) 15:30 〜 16:45 302 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:土屋 旬(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、太田 健二(東京工業大学理学院地球惑星科学系)、河合 研志(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、飯塚 毅(東京大学)、座長:河合 研志(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、飯塚 毅(東京大学)

近年の地球物理、地球化学的観測と実験・理論を用いた物質学的研究によって、深部地球の構造や構成物質に関する我々の理解は飛躍的に進んだ。しかし、マントルの不均質構造やコアに存在する軽元素の種類と量などを例とする地球の形成、進化過程の諸問題には不明な点がまだまだ多い。本セッションでは、地球及び惑星における核、マントル、そしてその相互作用と共進化に焦点をあてた様々な研究分野の成果を一堂に会する機会を提供し、情報交換を進めることを目的とする。高精度な古地磁気測定、地球物理学観測、精密地球化学分析、地球ニュートリノによる地球深部放射性物質の直接観測、マントル対流や地磁気ダイナモの数値シミュレーション技術、高圧鉱物物理学などの先端的研究結果の発表を通して、新たな学術領域の発案を促進する。異なる分野間の連携を発展させるための日本版地球内部科学グループ(SEDI-J)に関わる講演も歓迎する。またこのセッションは国際鉱物学連合、鉱物物理委員会(CPM-IMA)の後援を受けている。

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