日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法

[S-TT39] 合成開口レーダーとその応用

2023年5月25日(木) 10:45 〜 12:15 オンラインポスターZoom会場 (17) (オンラインポスター)

コンビーナ:阿部 隆博(三重大学大学院生物資源学研究科)、木下 陽平(筑波大学)、姫松 裕志(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)、朴 慧美(上智大学地球環境学研究科)


現地ポスター発表開催日時 (2023/5/24 17:15-18:45)

2014年に打ち上げられたALOS-2及びSentinel-1は、打ち上げ後8年以上の長期運用により豊富なデータをもたらした。すでに運用されていたTerraSAR-XやCosmo-SkyMedなどのデータと合わせて、いまやSARはビッグデータの時代を迎えている。ALOS-4やNISARなどのさらなる高性能衛星SAR計画がある一方で、民間企業の小型衛星SAR計画も順調に進められている。世界的な衛星データのオープン&フリー化の流れも相まって、衛星SARは豊富なデータを背景とした新時代を迎えようとしている。また、AIの利用、高時間分解能での観測が可能な地上設置型SARや運用時の機動性に優れるUAV搭載型SARなど、対象や目的に沿った様々な技術の実装例も報告されている。こうした動きは、SARが地球科学を始めとする基礎研究のみならず、防災や森林監視等の実利用の分野でも不可欠なツールとして浸透していることの証左といえる。本セッションでは、SARに関する基礎研究から応用研究・実利用まで幅広く成果を募集し、SAR利用の発展に向けた知見の共有・議論を図る。

10:45 〜 12:15

*Tzung-Ting Chen1、Ting-Li Lin2、Rou-Fei Chen1、Guo-Zhen Zhang3、Yi-Chung Chen1、Shao-Wei Wu4、Chia-Hung Ye4 (1.Department of Materials and Mineral Resources Engineering, NTUT、2.Department of Earth Sciences, NCKU、3.Department of Civil Engineering, NTUT、4.CECI Engineering Consultants, Inc. Taiwan)

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