日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG47] 有人・無人航空機による気候・地球システム科学研究の推進

2023年5月26日(金) 09:00 〜 10:15 202 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:高橋 暢宏(名古屋大学 宇宙地球環境研究所)、小池 真(東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻)、町田 敏暢(国立環境研究所)、篠田 太郎(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、座長:高橋 暢宏(名古屋大学 宇宙地球環境研究所)、小池 真(東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻)

09:00 〜 09:15

[ACG47-01] 2022年夏の北海道東方沖での航空機観測の概要

*小池 真1茂木 信宏1大畑 祥2當房 豊3北 和之4足立 光司5持田 陸宏2森 樹大6 (1.東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻、2.名古屋大学 宇宙地球環境研究所、3.国立 極地研究所、4.茨城大学、5.気象研究所、6.慶応大学)

キーワード:航空機観測、エアロゾル、雲微物理

2022年の7-8月に北海道東方沖において、航空機(ダイヤモンドエアサービスのKing Air)からのエアロゾルと雲の観測が実施された。この観測は、グローバルに見ても高い雲放射強制力を持つ同海域の夏季の下層雲の特徴と、雲に影響を与える海洋起源や人為起源エアロゾルの動態を明らかにするために実施された。この観測では、船舶(新青丸)からのエアロゾルと雲の観測と同期した観測も実施された。本講演では、この観測の概要と観測結果の初期的な解析結果について報告する。