日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-01] 地球科学関連教育と情報デザイン

2023年5月21日(日) 09:00 〜 10:15 103 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:松岡 東香(清和大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、座長:松岡 東香(清和大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

09:15 〜 09:30

[G01-02] 防災サイン/防災教材ポータルサイトの情報デザイン

*松岡 東香1堀 聖司2中川 麻子3 (1.清和大学、2.筑波学院大学、3.大妻女子大学)

キーワード:情報デザイン、ポータルサイト、防災教育

2023年2月6日に発生したトルコ南東部の大地震での死者は3万5千人を超え(2月15日現在)、連日の報道により防災への関心は世界規模で高まっていることが予想され、防災サインや教材の開発にあたってはグローバルな普及を念頭に置く必要性が生じている。インターネット上でのサインや教材の配信は、世界的な普及へ向けた有力な手段の一つであり、コンテンツを必要とする国や地域でダウンロードや印刷を可能する。
 筆者らの研究グループでは、「避難訓練および防災教育用サイン教材データベースの開発」(JSP科研費 JP20K03256)において、被災時の防災行動などをピクトグラム化したサイン教材を制作し、その蓄積を図ってきた。次の研究フェーズとして、コンテンツの効果的な配信と普及に関する考察と考案が求められる。
そこで、本研究では、蓄積したコンテンツの速やかな普及を念頭に、既存の防災ポータルサイトについて情報デザインの見地から考察し、ユニバーサルデザインやユーザビリティに最大限配慮したポータルサイトの考案を試みる。