日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG26] 科学的認識の歩みと人間圏プラットフォーム

2023年5月23日(火) 15:30 〜 17:00 オンラインポスターZoom会場 (2) (オンラインポスター)

コンビーナ:木本 浩一(関西学院大学 ハンズオン・ラーニングセンター)、近藤 昭彦(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/22 17:15-18:45)

15:30 〜 17:00

[HCG26-P01] 科学的認識の歩みと人間圏プラットフォーム-科学との出会いとその社会的含意

*木本 浩一1 (1.関西学院大学 ハンズオン・ラーニングセンター)

キーワード:科学的認識、歩み、人間圏

地理学者、現在は教育学関係者として活動する自らの「歩み」を素材として、本セッションの趣旨を説明します。
個体発生は系統発生を反復すると言われますが、私たち研究者はどのようにして研究や科学と出会い、その出会いを通じて、社会との接点をもってきたのでしょうか。社会との接点を直接もたないとしても研究者や科学者になることはできます。しかし、研究者になったあとに研究者として社会と接することと、社会と接する中で研究者になることには大きな違いがあります。
私は小講座制の中で地理学を、大学院では社会科学関連のトレーニングを受けました。地理学者であることに留まることも可能かも知れませんが、同時に、社会や大学という自らの属する社会と対峙するとき、自らの研究や営みをより広い文脈の中でどのように位置づけるのかということは、研究者としての前提的な課題です。