日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法

[H-TT18] 浅部物理探査が目指す新しい展開

2023年5月23日(火) 13:45 〜 15:15 オンラインポスターZoom会場 (2) (オンラインポスター)

コンビーナ:尾西 恭亮(国立研究開発法人土木研究所)、横田 俊之(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、磯 真一郎(公益財団法人 深田地質研究所)、木佐貫 寛(応用地質株式会社)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/22 17:15-18:45)

13:45 〜 15:15

[HTT18-P02] 弾性波探査用高周波電磁ハンマー震源の開発

*高橋 亨1 (1.株式会社ジオファイブ)

キーワード:電磁ハンマー、震源、弾性波探査

極浅部地盤調査や土木構造物の非破壊検査等に効果的に使用できる高周波の電磁ハンマーを開発した。この震源は、ソレノイドを応用した電磁ハンマーで、1KHzを超える高周波の弾性波を発生させることができる。高電圧パルスを生成する制御部とそれを受けて駆動されるソレノイドハンマーからなる装置である。外形寸法は80×90×350mm、重さ5.1kgの小型で、4~5秒間隔で繰り返し起震を行うことができる。筆者たちは、本震源を浅部地盤調査やコンクリート構造物の非破壊検査に使用し、その有効性を確認した。