日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法

[H-TT18] 浅部物理探査が目指す新しい展開

2023年5月23日(火) 13:45 〜 15:15 オンラインポスターZoom会場 (2) (オンラインポスター)

コンビーナ:尾西 恭亮(国立研究開発法人土木研究所)、横田 俊之(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、磯 真一郎(公益財団法人 深田地質研究所)、木佐貫 寛(応用地質株式会社)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/22 17:15-18:45)

13:45 〜 15:15

[HTT18-P04] GPR(地中レーダ)探査3次元解析の堆積相解析への適用例

*岡崎 浩子1中里 裕臣2、加藤 久佳3田村 亨4,5 (1.公益財団法人 深田地質研究所、2.農研機構、3.千葉県立中央博物館、4.産業技術総合研究所地質調査総合センター、5.東京大学新領域創成科学研究科)

キーワード:地中レーダ、堆積相解析

堆積学手法である堆積相解析は堆積物(過去の地層,現世堆積物,模型実験堆積物)中に見られる堆積構造などから堆積物の特徴をモデル化(堆積相モデル)し,堆積環境や水理条件を推定する.過去の地層と現世堆積物においては露頭観察が基本となるが、地表に露出していない堆積物断面の解析にはGPR探査が有効である.また模型実験堆積物においては,GPR探査により非破壊で3次元断面を得ることができる.このような利点を生かしたGPRの堆積相解析への適用について沖積河川砂礫堆,模型実験,化石発掘の3つの探査結果から述べる.