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[HTT18-P04] GPR(地中レーダ)探査3次元解析の堆積相解析への適用例
キーワード:地中レーダ、堆積相解析
堆積学手法である堆積相解析は堆積物(過去の地層,現世堆積物,模型実験堆積物)中に見られる堆積構造などから堆積物の特徴をモデル化(堆積相モデル)し,堆積環境や水理条件を推定する.過去の地層と現世堆積物においては露頭観察が基本となるが、地表に露出していない堆積物断面の解析にはGPR探査が有効である.また模型実験堆積物においては,GPR探査により非破壊で3次元断面を得ることができる.このような利点を生かしたGPRの堆積相解析への適用について沖積河川砂礫堆,模型実験,化石発掘の3つの探査結果から述べる.