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[MGI28-P07] レガシーコアを活用したヴァーチャル・エクスペディションの可能性を探る
キーワード:ヴァーチャル航海、科学海洋掘削
高知コアセンター(KCC)には,これまでのDSDP, ODP, IODP などで掘削された貴重なコアが数多く保管されている.近年の分析技術の進展は目覚ましく,日進月歩で新たなプロキシが開発されている.過去に回収されたコア試料(レガシーコア)の再活用で,新規の研究領域が開拓されるポテンシャルがある.この発表では,国際的,学際的な大規模研究チームにより体系的な研究を展開し,新たな研究を「ヴァーチャル航海」の枠組みについて紹介する.
ヴァーチャル航海を通して,新たな掘削航海の提案に繋がることが期待される.また,2050年までの科学海洋掘削の科学指針(サイエンスフレームワーク2050)でフラッグシップ構想のトップに挙げられた「未来の気候変動をグラウンドトゥルーシングする」テーマの実現には,新規掘削だけではなく,過去の掘削データを合わせて面的に古環境を復元することが不可欠であり,ここにはヴァーチャル航海が大きな貢献を果たすと期待できる.
ヴァーチャル航海を通して,新たな掘削航海の提案に繋がることが期待される.また,2050年までの科学海洋掘削の科学指針(サイエンスフレームワーク2050)でフラッグシップ構想のトップに挙げられた「未来の気候変動をグラウンドトゥルーシングする」テーマの実現には,新規掘削だけではなく,過去の掘削データを合わせて面的に古環境を復元することが不可欠であり,ここにはヴァーチャル航海が大きな貢献を果たすと期待できる.