日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-GI 地球科学一般・情報地球科学

[M-GI31] 情報地球惑星科学と大量データ処理

2023年5月25日(木) 10:45 〜 12:15 オンラインポスターZoom会場 (26) (オンラインポスター)

コンビーナ:村田 健史(情報通信研究機構)、野々垣 進(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター)、本田 理恵(愛媛大学データサイエンスセンター)、深沢 圭一郎(京都大学学術情報メディアセンター)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/26 17:15-18:45)

10:45 〜 12:15

[MGI31-P07] Raspberry Piによる映像IoTの独自プログラミング開発手法(6)

青木 俊樹1、*水原 隆道1村上 雄樹2菊田 和孝2、村永 和哉4、山本 和憲2、川鍋 友宏2村田 健史2深沢 圭一郎3 (1.株式会社クレアリンクテクノロジー、2.国立研究開発法人情報通信研究機構、3.京都大学 学術情報メディアセンター、4.株式会社セック)

キーワード:HpVT、映像IoT、Raspberry Pi

近年、インターネットゲートウェイとクラウドサービスへの接続の有効な小型デバイスとして、Raspberry PiやArduinoなどの低コストシングルボードコンピュータが登場した。これらは、プログラミング可能なInternet of Things(IoT)のためのアーキテクチャとして期待されている映像IoT(Visual IoT)はIoTの1つであり、映像・画像データを基にしたリモートセンシング手法である。筆者らはこれまで、国内外の30か所以上に映像伝送システムを設置し、実験的に運用を進めている。本発表ではこれまで、ラズベリーパイによる映像IoTプログラミング環境によるアプリケーション開発を議論してきた。
本年度は、IoTシステムからのリアルタイムストリーミング受信をPCやスマートフォンで行い、ブラウザ上で閲覧するため、以下の動作検証(性能評価)を行う。①IPネットワークカメラから伝送される映像を受信し、WebRTCでストリーミング配信し、Webブラウザ上で閲覧する動作検証を行う。ここでは、シグナリングサーバまたはそれに準ずる機能により、送受信側がプライベートアドレスからアクセスできる環境でのWebRTCサーバアクセスを行う。②上記のIPネットワークカメラ映像伝送を自然環境計測またはそれに準ずる計測を対象とした動画像伝送で実施し、フレーム遅延時間(映像フレームの実時間での送受信間の時間遅れ)を測定する。③Webブラウザ上に表示される画像に対して画像処理等で得られるメタ情報をオーバーレイする方法について検討する。