15:30 〜 17:00
[MIS11-P08] 日本ジオパーク全国大会白山手取川大会でのチャレンジについての成果検討
キーワード:ジオパーク、全国大会、白山手取川、アンケート、SDGs
2022年10月21日から23日にかけて、第12回日本ジオパーク全国大会白山手取川大会が白山手取川ジオパークにおいて開催された。2010年より始まった国内のジオパークネットワークによる全国大会は毎年各地で開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年は中止、2021年は完全オンラインによる開催となり、2019年まで実施されてきた現地での活気ある大会が行われなかった。2022年は、感染症の影響が若干落ち着いてきたことや、コロナ禍でのイベント実施の経験値が少しずつ蓄積されてきたことから現地開催が可能な状態となり、感染症対策も行いながらオンラインと合わせたハイブリッドでの開催となった。また、白山手取川大会は、これまで実施されたことのなかったハイブリッド方式に加え、SDGsに関連する取り組みについてもいくつか行われた。そこで本発表では、大会に合わせて参加登録者を対象として実施された事前・事後アンケートを分析し、白山手取川大会でのチャレンジの成果および今後の大会への提案について考察したことを報告する。
大会では、事前にマイバッグ、マイ箸、マイボトルの持参を呼びかけたが、結果としては、何かしら持参した人は80%以上となった。なかでもマイバックの持参率が一番多かった。事前アンケートでも、持参しようとしていた人は90%近くいたことからも、ジオパーク全国大会への参加者の環境配慮意識は高いことが伺える。また、開催地応援という意味を加え、必要な人が購入する形式を採用した大会記念品の箸については、40%以上の人が1本以上購入したが、必要ないため購入しなかったという人もいた。購入が事前に想定されたほど進まなかったことは残念ではあるが、一方で、必要ない人にまで配布されなかったということには意味があるように思われる。また、実際には製作本数が多かったこともあり売れ残りもあったが、過去大会では無料配布であっても余りがあったことや、配布物とした時の品質などを考慮すると、記念品については、今後もやり方を模索する必要があると思われる。
大会では、事前にマイバッグ、マイ箸、マイボトルの持参を呼びかけたが、結果としては、何かしら持参した人は80%以上となった。なかでもマイバックの持参率が一番多かった。事前アンケートでも、持参しようとしていた人は90%近くいたことからも、ジオパーク全国大会への参加者の環境配慮意識は高いことが伺える。また、開催地応援という意味を加え、必要な人が購入する形式を採用した大会記念品の箸については、40%以上の人が1本以上購入したが、必要ないため購入しなかったという人もいた。購入が事前に想定されたほど進まなかったことは残念ではあるが、一方で、必要ない人にまで配布されなかったということには意味があるように思われる。また、実際には製作本数が多かったこともあり売れ残りもあったが、過去大会では無料配布であっても余りがあったことや、配布物とした時の品質などを考慮すると、記念品については、今後もやり方を模索する必要があると思われる。