日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

[J] オンラインポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS12] 地球流体力学:地球惑星現象への分野横断的アプローチ

2023年5月24日(水) 09:00 〜 10:30 オンラインポスターZoom会場 (4) (オンラインポスター)

コンビーナ:伊賀 啓太(東京大学大気海洋研究所)、吉田 茂生(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、柳澤 孝寿(国立研究開発法人海洋研究開発機構 海域地震火山部門)、相木 秀則(名古屋大学)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/23 17:15-18:45)

09:00 〜 10:30

[MIS12-P06] M-IS12 地磁気の偏芯と交互逆転メカズムを何故「Multi-Impact 仮説」で説明できるのか?
-月の起源仮説がプレートテクトニクスの起源までも検証できるのは何故か?

*種子 彰1 (1.SEED SCIENCE Lab.)

キーワード:L、月の起源仮説がプレートテクトニクスの起源までも検証できるのは何故か?、地磁気(バンアレン帯)の偏芯は流体コアの偏芯に起因し,流体コア偏芯の起源は月射出時のマントル欠損部がアイソスタシーで上昇した事で起きた 、マントルと内核コアは独立に回転,衝突で地軸が傾斜し,偏芯流体コアは月(外力)モーメントにより流動方向が交互に逆転、「Multi-Impact 仮説」により太陽系の全ての進化の結果[現状]を全て説明できた事⇒この仮説が太陽系を統一的に検証できた.アブダクション⇒真実、実証主義者は起源の探究を放棄し,起源の探究者は進化の結果を利用してアブダクションを利用して起源仮説を検証した.

[A]M-IS12 地磁気の偏芯と交互逆転メカズムは(電磁流体回転方向による)は何故「Multi-Impact 仮説」で説明できるのか?地現在では,地磁気の偏芯や交互逆転現象に関心を持つ人は少ないと言うより,居ないと思います.(a)功利主義者や現実主義者は理由は要りません.結果だけ必要です.(b)理由やメカニズムが知りたいのは,理想主義者や厳密主義者と,真の探求者だけです.(c)そして進化の方向と将来と探求と知識の増加に少しでも役に立てば幸いです.
物質相互の作用には物理法則や化学法則が役立ちます.法則とは時間も空間も超越して成り立ちます.進化の法則は起源の探究により,生物の進化と同様に惑星や地球の大陸移動や侵食など更には地震や気候変動などそして月の誕生も説明出来ます.
生物の誕生以前まで遡って,知識の欠落したてミッシング・リンクまで"マルチインパクト仮説"は,進化の結果を全て統一的に無矛盾で説明できて,"アブダクション"と呼ぶ検証が出来ました.cf. この起源の探究方法は,私が考えた世界で初めての検証方法です.再現性で証明する代わりに,"マルチ・インパクト仮説"を利用して,進化の結果に居る私たちは,現状の特徴[例えば月がマントルだけで出来ている,月が偏芯している⇒常に地球に表面を向けていて,且つ巴回転している等]

[B]-月の起源仮説がプレートテクトニクスの起源を検証できるのは何故か?
 「マルチインパクト仮説」は月の起源仮説ですが,太陽系の起源仮説でも有り地球も太陽系の一部なの で,同一仮説で検証できている.具体的には,小惑星帯位置に誕生した分化した原始惑星CERRAが,その後に 誕生した巨大質量惑星JUPITTERの引力で摂動によりCERRA軌道が扁平化して,終焉軌道位置で潮汐断裂し て,トレーンマントル断裂片と[CERRA`コア+残りマントル=水星]に分裂し,水星軌道位置に定着した.此の 時,地球軌道との交差位置で間欠衝突が起きる.⇒[マントルだけの必然インパクター仮説の発想]発見
マルチインパクト仮説では、マントルだけの衝突体がセレス位置の惑星が木星の摂動で軌道が偏平化してマントル断裂片となって地球に衝突した.そしてマントルだけの重心が偏芯した月が射出されて,地球と共通重心の周りを巴回転して表側が常に地球を向きますA-4.Aー2で示す最大扁平軌道時に,木星と太陽の引力が吊り合いCERRAの破壊強度を超えた為,シューメーカー彗星の様にトレーンマントル断裂片となった.必然衝突の速度と角度は計算により12.4km/secと36.45°となり,軌道位置エネルギーも60×Reと現実の月に一致した.射出された地球マントルは片側が高密度で黒い為,月の表側の海と偏芯の原因となった.このように仮説から全ての月の特徴をマルチインパクト仮説はAbductionで説明できるので検証できたと云える.
⇒自然との一致は,地球の進化を全て統一的に実証している.

[C]地磁気(バンアレン帯)の偏芯は流体コアの偏芯に起因し,流体コア偏芯の起源は月射出時のマントル欠損部がアイソスタシーで上昇した事で起きた
図は地球の断面図であり,外核の偏芯はフィリピン位置に衝突したマントル欠損をアイソスタシーにより上昇したダーウィン海膨で液体の外核の偏芯だけで無く周囲のプレートの陥没(凹プレート)と環太平洋弧状列島と背弧海盆の連結,ティチス海(インド洋)の片側[ヒマラヤ山弧,ジャワ弧]など,地震の巣(火山)列です.地下は高温高圧ですが,固体が欠損により減圧溶融(衝突エネルギー等も)し流動する.マントルの内壁=外核外壁.

[D]マントルと内核コアは独立に回転,衝突で地軸が傾斜し,偏芯流体コアは月(外力)モーメントにより流動方向が交互に逆転
約500km偏芯したマントル内面に液体外核コアは固体の内核球をが移動して,環状電流となり地磁気を発生する.地球は自転しながら,共通重心の周りを月と巴回転する.地球自転軸が月との公転面と約23度傾斜している為,外核コアは交互環状流となる.

[E]「Multi-Impact 仮説」により太陽系の全ての進化の結果[現状]を全て説明できた事⇒この仮説が太陽系を統一的に検証できた.アブダクション⇒真実
私達は一度限りの地球の進化の結果に生きており,仮説の検証には自然との一致が評価方法である.つまり再現性の代わりに,実際に起きた一度限りの進化の結果や特徴を,独創的な[物理的に意味の有る]起源仮説で,統一的に何項目を説明できるかで評価検証をする.

[F]実証主義者は起源の探究を放棄し,起源の探究者は進化の結果を利用してアブダクションを利用して起源仮説を検証した.