15:30 〜 17:00
[MZZ43-P01] 十勝岳ジオパークのテーマとジオサイト指定にかかわる問題点
キーワード:十勝岳ジオパーク、ジオサイト、ジオツーリズム、火山学的問題
北海道の中央部に位置する十勝岳ジオパークは、2022年1月28日に新規認定された比較的新しいジオパークの一つである。今後の活動を進めていくうえで、いまだ多くの課題を抱えている。本発表では、学術的諸問題とジオツーリズムのかかわりから、十勝岳ジオパークの今後の課題を議論する。
十勝岳ジオパークには活火山十勝岳があり、火山活動と深くかかわる自然景観と生活文化、産業が地域の特色となっている。十勝岳ジオパークのテーマは「丘と火山がおりなす彩り」で、さらに「北海道の屋根 十勝岳ものがたり」「大地に育まれた火山と共生する 美しい丘のまち」「十勝岳泥流のつめ痕に 北の大地を切り拓く」の3つのストーリーを展開している。このテーマとストーリーを伝えるため、34のジオサイト、2つの生態サイト、8つの文化サイト、9つのビュースポット、3つの拠点施設を指定している。
しかし、地域の特色あるジオツーリズムを展開するうえで十分な数のサイトがあるといえず、反対に、現状であまり活用の進んでいないサイトもいくつか存在する。さらには、近年の火山学、地質学の研究の進展に合わせて、新たにサイトを認定する必要がある。
十勝岳ジオパークには活火山十勝岳があり、火山活動と深くかかわる自然景観と生活文化、産業が地域の特色となっている。十勝岳ジオパークのテーマは「丘と火山がおりなす彩り」で、さらに「北海道の屋根 十勝岳ものがたり」「大地に育まれた火山と共生する 美しい丘のまち」「十勝岳泥流のつめ痕に 北の大地を切り拓く」の3つのストーリーを展開している。このテーマとストーリーを伝えるため、34のジオサイト、2つの生態サイト、8つの文化サイト、9つのビュースポット、3つの拠点施設を指定している。
しかし、地域の特色あるジオツーリズムを展開するうえで十分な数のサイトがあるといえず、反対に、現状であまり活用の進んでいないサイトもいくつか存在する。さらには、近年の火山学、地質学の研究の進展に合わせて、新たにサイトを認定する必要がある。