15:30 〜 17:00
[MZZ43-P14] 火山島の海岸線を彩る「海辺の花園 再生プロジェクト」
キーワード:ジオパーク、火山島
伊豆大島ジオパークは、フィリピン海プレート東縁の位置し、主に玄武岩質マグマを噴出する活火山の島である。100~200年に一度、大規模噴火を起こしてきた活発な火山であり、かつ、島内80ヵ所以上の側噴火の痕跡が確認されている。側噴火によって流れた溶岩流は島の裾野を埋め立て海岸線に豊かな緩斜面を創り出している。そのようなところに、強い潮風や日射しに耐える島ならではの多様な海岸植物が見られ、四季折々、鮮やかな花を咲かせている。しかし近年、その植物たちが減ってきているとの島の古老たちの声を聴き、本プロジェクトを立ち上げた。
伊豆大島の豊かな自然環境の象徴として海岸植物の花園を蘇らせ、より多くの方々に大島の自然環境の美しさ・尊さに目を向けていただき地域資源の保全意識を醸成するとともに、火山島ならではの海岸線の魅力を楽しむ名所にすることを目的とした活動を、環境省、ジオガイド、そして島内の高等学校、小学校、民間企業と連携して行っている。それらの活動の様子や調査の結果を発表する。
伊豆大島の豊かな自然環境の象徴として海岸植物の花園を蘇らせ、より多くの方々に大島の自然環境の美しさ・尊さに目を向けていただき地域資源の保全意識を醸成するとともに、火山島ならではの海岸線の魅力を楽しむ名所にすることを目的とした活動を、環境省、ジオガイド、そして島内の高等学校、小学校、民間企業と連携して行っている。それらの活動の様子や調査の結果を発表する。