日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

現地ポスター発表

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[O-06] 高校生ポスター発表

2023年5月21日(日) 13:45 〜 15:15 現地ポスター会場 (幕張メッセ展示ホール8)

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/21 13:45-15:15)

13:45 〜 15:15

[O06-P34] 山から近い避難場所の安全性の検証

*高橋 花蓮1、石森 一輝1、久我 悠泰1、黒川 英主1 (1. 市立札幌開成中等教育学校)

キーワード:土石流、ハザードマップ、土砂濃度


ここ数年の間、記録的豪雨の日に土砂災害が起きる事例が多発している。本研究では土石流に着目し、ハザードマップが想定する土石流による被害規模が正しいのか、検証することを目的とする。土石流は、流動性を持った大量の土砂と水が時速20〜40 km/hで流れ、家屋や畑を一瞬にして壊滅させるパワーを持つ。札幌市内には土石流が発生した前例があることから、札幌市やその近郊で死者のでる規模のものが起きるのではないかと考察する。ハザードマップ作成において、土石流に対する危険区域は、勾配が2°以上の地点で区切られている。ゆえに、ハザードマップが想定する土石流の被害と、避難場所の安全性を明らかにしようとした。