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[SVC32-P04] 厚さを変化させた鉄筋コンクリート造を対象とした被覆人工軽石の衝撃吸収効果の検討
キーワード:火山防災、退避豪、耐衝撃性能
2015年に活火山法が改正され、避難促進施設に指定された施設所有者では、避難確保計画の策定が義務1)づけられ、退避豪等の避難施設では火山岩塊による耐衝撃補強のために対策が検討されている.しかし、対策方法については情報が少ないため、これまで著者らは、山小屋を想定した木造建物や鉄筋コンクリート造を対象に被覆人工軽石の衝撃吸収効果について実験を行ってきた2,3).
本研究では引き続き久保他(2022)で行った実験に加えて、試験体の厚さ220㎜の試験体で鉄筋の有無について実験を行った。その結果、久保他(2022)と比較して、厚さを220㎜としたことで若干の効果の違いが見られた。一方、鉄筋の有無については、鉄筋がない場合は、軽石を敷設しても裏面のひび割れが軽減されないことが分かった。
1:内閣府(防災担当), 活動火山対策特別措置法
2:吉本他, 投出岩塊衝突に対する被覆人工軽石の衝撃吸収効果に関する検討、B3-04, 日本火山学会秋季大会、2021.
3:久保他(2022)鉄筋コンクリート造を対象とした被覆人工軽石の衝撃吸収効果の検討、A1-04, 日本火山学会秋季大会、2022.
本研究では引き続き久保他(2022)で行った実験に加えて、試験体の厚さ220㎜の試験体で鉄筋の有無について実験を行った。その結果、久保他(2022)と比較して、厚さを220㎜としたことで若干の効果の違いが見られた。一方、鉄筋の有無については、鉄筋がない場合は、軽石を敷設しても裏面のひび割れが軽減されないことが分かった。
1:内閣府(防災担当), 活動火山対策特別措置法
2:吉本他, 投出岩塊衝突に対する被覆人工軽石の衝撃吸収効果に関する検討、B3-04, 日本火山学会秋季大会、2021.
3:久保他(2022)鉄筋コンクリート造を対象とした被覆人工軽石の衝撃吸収効果の検討、A1-04, 日本火山学会秋季大会、2022.