日本地球惑星科学連合2024年大会

出展者情報

岡山大学惑星物質研究所

岡山大学惑星物質研究所

 
惑星物質研究所
 岡山大学惑星物質研究所は、温泉地として有名な鳥取県三朝町にある共同利用・共同研究拠点で、1985年の前身部局が設置されて以来、地球内部の物質科学から惑星、宇宙、生命の起源を対象としたより広範な物質科学研究へと進化してきました。地球表層から地球中心核までの温度圧力状態を連続的に再現する高圧高温実験技術、さらには無機物質の主要・微量元素、同位体組成及び年代測定をシームレスなスケールにおいて解析する分析化学技術を独自に発展させ、地球や惑星等を構成する物質科学を先導してきました。これらの研究技術あるいは装置基盤を共同利用・共同研究拠点として国内外の研究者・学生に対し、利用の機会とそれに伴う技術と知識を提供し、実証的物質科学研究を推進する役割を担っています。また、学部学生と修士学生を対象とした「三朝国際インターンプログラム」、じっくりと研究に取り組む、ことのできる独自の5年間博士課程コース、博士号を持った研究者の多様なキャリアパスの創出を目的とした「スーパーテクニシャン制度」を独創的に作り上げ、次世代研究人材の育成において着実に成果を積み上げています
 研究所の詳細について、所属する教員等については下部にリンクのある研究所Webページをご覧ください。
 
研究組織と研究活動
惑星物質実験物理学部門
 実験的及び計算的手法により、地球・惑星物質の構造と物性を明らかにし、地球・惑星の内部構造およびダイナミクス、進化過程を解明することを目的としています。そのために、超高圧発生技術、大容量高圧発生技術、高圧高温その場物性測定法の開発、物質の原子レベルでの構造解析及び第一原理計算による物理化学的理解などをアプローチとしています。


惑星物質分析化学部門
 地球および地球外物質の高精度な定量分析、質量分析、分光分析等を基に、地球・惑星の起源・進化・ダイナミクスを理解することを目的としています。これらの研究を行うため、総合的かつ先端的な分析・解析方法の開発とともに、研究所外からもリモートで運用可能な異なる分析機器群を有機的に結びつけた「地球惑星物質総合解析システム(CASTEM24remote)」を構築しています。


惑星表層環境部門
 地球惑星表層環境の過去から未来に至る発展過程の理解を目的として、今年度に新設された新部門です。惑星表層におけるマクロな地質・地形プロセスから分子スケールの水―岩石反応まで多様な現象を対象に、野外調査やリモートセンシング技術、スペースチャンバーを使った環境模擬実験などを通してアプローチします。基礎研究のみならず、地球環境保全に資する研究や将来の人類の惑星移住などを見据えた実践的な研究にも挑戦します。

 
共同利用・共同研究拠点
 惑星物質研究所は、文部科学省から共同利用・共同研究拠点(2022年度より「惑星物質科学拠点」)として認定され、国内外の研究者・学生に対し、研究所が有する実験研究設備利用の機会とそれに伴う技術と知識を提供し、地球惑星内部環境を再現する高温高圧実験あるいは表層環境下での様々な実験、さらには、物質の化学分析、年代測定、構造解析等の手法を駆使した実証的物質科学研究を推進しています。関心のある方は、下記のリンク先をご覧ください。年一回公募していますが、随時申請も受け入れています。コロナ禍以後、代行実験・測定なども場合によって可能ですので、お問い合わせください。https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/public_html/jointuse/
 
◆大学院
 当研究所で大学院生として学ぶために、岡山大学地球環境生命科学学位プログラム・惑星物質科学コースが設置されており、博士前期課程、博士後期課程、およびブループラネッツ特別コースの3つ教育課程があります。「ブループラネッツ特別コース」を選択して入学した大学院生は、5年間を基準修了年限とした一貫した教育を受けることになります。ブループラネッツ特別コースでは、他研究分野出身の大学院生に対しても、5年間の計画的学習カリキュラムにより、惑星物質科学に関する体系的な教育を受けることができます。優れた能力を有すると判断された場合は、博士学位取得必要最低年限である3年で博士学位取得が可能です。また、当研究所で学ぶ大学院生には、独自の奨学金やリサーチアシスタントシップによるサポートも充実しています。海外からの研究者や学生が多く、国際的な環境で研究に集中することができます。
 
国際インターン学生プログラム(MISIP)
 学部3.4年生、修士学生を対象に当研究所の施設を使用したインターシッププログラムを毎年7−8月に、6週間に渡って実施しています。学生は当研究所の研究者の指導のもとで各種実験・分析装置を駆使した研究プロジェクトに参加し、先進的な研究を体験することができます。今年度はすでに応募を締め切っておりますが、来年度も引き続き開催する予定でおりますので、興味があればご応募を検討下さい。https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/public_html/MISIP/index_j.php
 
惑星研ニュースレター(pdfダウンロード可)
 JpGUオンサイトブースでも配布しております。研究所のホームページからもダウンロード可能です。
・研究所概要 IPM outline 2023 https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/02/IPM_outline_2023.pdf
・ニュースレターno.9 https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/03/IPM_NewsLetter_2024_No9.pdf
・ニュースレターno.8 https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/01/IPM_NewsLetter_2023_No8.pdf
展示室
 三朝の研究所内に研究内容等を説明する展示室をつくりました。JpGUオンサイトブースにてその一部を展示しております。まだ、整備中ですが、例えば高圧氷の展示や実験のデモンストレーション、偏光顕微鏡による岩石薄片の観察、霧箱を使った放射線の観察を始め、拡張現実を使った砂箱でインタラクティブに遊ぶことなどが体験できます。
 
惑星物質研究所紹介動画