13:45 〜 14:00
セッション情報
[E] 口頭発表
セッション記号 B (地球生命科学) » B-PT 古生物学・古生態学
[B-PT02] バイオミネラリゼーションと古環境プロキシー
2024年5月30日(木) 13:45 〜 15:00 301B (幕張メッセ国際会議場)
コンビーナ:豊福 高志(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、Heinz Petra、廣瀬 孝太郎(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所)、de Nooijer Jan de Nooijer(Royal Netherlands Institute for Sea Research)、座長:豊福 高志(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、廣瀬 孝太郎(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所)、Petra Heinz、Lennart Jan de Nooijer(Royal Netherlands Institute for Sea Research)


本セッションの焦点は、生物鉱化の理解を深め、その知見を古環境解析に活用することである。生物はカルサイトやシリカガラスを沈着し、殻や骨格の構築に利用する。この過程はサブミクロン以下の微小領域で進行し、多くは未解明である。しかし、これらの構造と過程が明らかにされつつあり、今後の研究での進歩が期待されている。
古環境復元では、微化石の形成環境やタフォノミー、堆積物に保存されない殻や骨格の影響など多くのバイアスを特定する情報が求められている。バイオミネラリゼーションの理解を深めることで、環境パラメータの精度を向上し、新たな変動を特定することが可能である。
本セッションでは、培養・飼育実験やフィールド調査を通じたバイオミネラリゼーション研究、プロキシのキャリブレーションと評価、及び古環境解析の成果について広く投稿を歓迎する。さらに、微化石、有機的な化石、化石eDNA連鎖の研究におけるバイオミネラル地球化学プロキシの共同探査および応用に焦点を当て、相互の応用と協働の可能性も探る。このセッションの議論を通じて、バイオミネラリゼーションのさらなる理解と古環境解析の評価に貢献する。
14:00 〜 14:15
*Raman Umamaheswaran1、Takuto Ando2、Tatsuya Shinmura3、Ken Sawada1 (1.Department of Earth and Planetary Sciences, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, Japan、2.Graduate School of International Resource Science, Akita University, Akita, Akita, Japan、3.Ashoro Museum of Paleontology, Ashoro, Hokkaido, Japan)
14:15 〜 14:30
14:30 〜 14:45
*Erik Wolfgring1、Giulia Amaglio2、Maria Rose Petrizzo2 (1.University of Vienna、2.University of Milan)
14:45 〜 15:00
