日本地球惑星科学連合2024年大会

セッション情報

[E] ポスター発表

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[M-ZZ40] プラネタリーディフェンス—国際的な取り組みと協力

2024年5月29日(水) 17:15 〜 18:45 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:吉川 真(宇宙航空研究開発機構)、Michel Patrick(Universite Cote D Azur Observatoire De La Cote D Azur CNRS Laboratoire Lagrange)、奥村 真一郎(NPO法人日本スペースガード協会)

太陽系小天体の地球衝突問題を扱う活動をプラネタリーディフェンスと呼ぶ。この活動は1990年代から本格的に始まったが、現在、目覚ましい進展がある。地球接近天体(NEO)は現在3万個以上発見されており、10個以上のNEOへ探査機が送られた。2022年には、NASAのDARTミッションによる小惑星の軌道を変更する試みが成功した。2024年には、ESAのHeraミッションが打ち上げられ、DARTの衝突の結果を詳しく調査する。OSIRIS-APEX、「はやぶさ2#」などのNEOミッションも行われている。2029年にはアポフィスが静止衛星軌道よりも近くまで接近するが、OSIRIS-APEXは地球最接近の数日後に到着する予定であるし、接近前に到着するミッションもいくつか検討されている。国際的には、国連の下に設置されたグループにおける議論や国際会議、アウトリーチ活動など多岐にわたる活動が活発に行われている。本セッションでは、NEOやプラネタリーディフェンスに関する観測や探査、理論的・技術的研究、社会科学的検討など様々な観点から現状を整理し、今後どのような国際的な取り組みや協力を行うべきなのか議論する。

17:15 〜 18:45

*岡田 達明1,2田中 智1,2坂谷 尚哉1嶌生 有理1荒井 武彦3、千秋 博紀4出村 裕英5関口 朋彦6神山 徹7金丸 仁明2石崎 拓也1古川 聡一朗1,2 (1.宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、2.東京大学、3.前橋工科大学、4.千葉工業大学、5.会津大学、6.北海道教育大学、7.産業技術総合研究所)

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