10:45 〜 11:05
*松四 雄騎1 (1.京都大学防災研究所 地盤災害研究部門 山地災害環境分野)
[J] 口頭発表
セッション記号 O (パブリック) » パブリック
2024年5月26日(日) 10:45 〜 12:15 展示場特設会場 (1) (幕張メッセ国際展示場 6ホール)
コンビーナ:佐々 浩司(高知大学教育研究部自然科学系理学部門)、和田 章(東京工業大学)、佐山 敬洋(京都大学)、宮地 良典(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター)、座長:和田 章(東京工業大学)、米田 雅子(東京工業大学)

近年,豪雨による水・土砂災害が毎年のように発生し,線状降水帯という言葉をしばしば聞くようになりました。一般市民や地域社会はこの用語をどう受け止めているでしょうか。線状降水帯がもたらす災害に備え,私達の社会が今後の気候変動に適応してゆくためには,現象に対する正しい理解と知識の普及が前提となります。線状降水帯とはなにか? 豪雨をもたらす大気現象は,どこでどのように発生するか? 地形の影響はあるのか? 地球温暖化に伴って線状降水帯は今後増強化するだろうか? 大量の雨が局所的に短時間に降ると,どのような災害が生じるか? 本セッションでは、線状降水帯を含む極端な降雨現象の発生メカニズムや予測について,気象学における最先端研究を紹介するとともに,予報の可能性についても平易に解説します。さらに豪雨による洪水・土砂災害のリスク変化と警戒・避難の要点について,研究の現状を展望します。セッションの最後には総合討論の時間を設け,開かれた形で議論を深め,知見を共有することを目的として開催しますので,一般の方を含め,線状降水帯とそれがもたらす災害について関心のある全ての人の参加を歓迎します。
10:45 〜 11:05
*松四 雄騎1 (1.京都大学防災研究所 地盤災害研究部門 山地災害環境分野)
11:05 〜 11:25
*山田 朋人1 (1.北海道大学)
11:25 〜 11:45
*廣井 悠1 (1.東京大学)
Discussion (11:45 〜 12:15)