日本地球惑星科学連合2024年大会

セッション情報

[J] 口頭発表

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[U-10] 日本学術会議とJpGU

2024年5月27日(月) 15:30 〜 17:00 コンベンションホール (CH-B) (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:佐竹 健治(東京大学地震研究所)、三枝 信子(国立環境研究所)、小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)、高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、座長:三枝 信子(国立環境研究所)、佐竹 健治(東京大学地震研究所)

近年の気象災害の激甚化や大規模地震・津波等に伴う災害リスクの増加、食料安全保障や環境問題など、地球惑星科学の研究者が立ち向かい、社会に貢献すべき地球規模の課題が急増している。これらの課題には、多様な分野の研究者、技術者、政策決定者らが協力して取り組む必要がある。また、地球規模の問題に挑むには、各専門分野での国際連携に加え、各国のナショナルアカデミーとの連携も欠かせない。日本のナショナルアカデミーである日本学術会議(SCJ)では2020年の会員任命拒否問題をきっかけに、「より良い役割発揮にむけて」として、国際活動、意志の表出と科学的助言機能、情報発信力、会員選考プロセスの透明性、事務局機能の強化などの改革が進んでいる。2023年10月からの第26期では、変化する情勢に臨機応変に対応できるように、「地球惑星科学委員会」を会員10名からなる体制とし、連携会員は分科会や小委員会において具体的な役割を明確にして活動することとした。このセッションでは、学術の振興や普及啓発のため、日本地球惑星科学連合(JpGU)をはじめとする学協会との協調・連携、役割分担について議論したい。

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