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[G01-P01] 台湾におけるハザードマップを用いた学校教育
キーワード:自然災害、リモートセンシング、地理情報システム、ジオハザード、学校教育、台湾
台湾では,その地理学的・地質学的な特性により自然災害が頻発する.国立の研究機関は,台湾の全域を網羅する総合的なハザードマップをオンラインで公開しており,国立大学や自治体も都道府県レベルや市町村レベルの災害情報を提供している.ハザードマップを活用した学校教育は,日本の高等学校普通科に相当する「高級中学」のカリキュラムに組み込まれており,とりわけ地理教育における空間情報科学の分野で推進されている.生徒たちは,リモートセンシングや地理情報システムから得られるさまざまなデータを用いながら自然災害について学ぶことができる.