日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] 地球科学関連教育と情報デザイン

2024年5月26日(日) 17:15 〜 18:45 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:松岡 東香(清和大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)


17:15 〜 18:45

[G03-P03] 動的防災サインのフレーム数に関する検討.

*野田 美波子1高嶋 啓1 (1.筑波学院大学)

キーワード:防災サイン、アニメーション

避難訓練および防災教育用サイン教材データベースの開発」(JP23K02821)では教材としてこれまでに多数のピクトグラムやモーショングラフィックスを作成してきた。本研究では、これまでに作成したモーショングラフィックスをもとにレンチキュラーを試作した。レンチキュラーとは、表面をかまぼこ状に加工した透明樹脂フィルムを使った印刷物のことで、別角度から見ることによって絵柄を変化させることができる。レンチキュラー印刷には様々な効果があり、重なりで絵を空間的に見せるもの、絵を3Dの様に立体的に見せるもの、絵が動いたり変化したりする、アニメーションのようなものがある。レンチキュラーを制作するにあたっては、使用する絵の枚数を変更することができ、その枚数は、アニメーションや動画におけるフレームレートにあたり、絵の量は、動きのアニメーションの滑らかさに比例する。本研究では、レンチキュラーを使用動した的防災サインを制作するにあたり、様々な絵の枚数のレンチキュラーを作成し、防災教材に最適なフレームレートについて検討した。なお、本研究はJSPS科研費 JP23K02821の助成を受けたものである。