日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] 小・中・高等学校,大学の地球惑星科学教育

2024年5月26日(日) 17:15 〜 18:45 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)、丹羽 淑博(国立極地研究所)

17:15 〜 18:45

[G04-P01] コロナ禍を過ごした地球科学関連学生へのアンケート調査

*田中 優作1、水野 君平2 (1.早稲田大学教育・総合科学学術院、2.北海道教育大学)

キーワード:コロナ禍、学生生活、卒業研究

2019年末に発生し世界的脅威となった Covid-19 の大流行は、学生の高校生活や大学生活にも大きな影響を与えた。そして本年、2024年は、Covid-19 の流行初期、特に大学教育が大きく混乱していた時期に大学生活の初期を過ごした学生がゼミや卒業研究を開始する年である。

これを踏まえて講演者は、本予稿投稿時点において、コロナ禍を過ごした地球科学系の学生を対象とした簡単なアンケート調査を実施している。この目的は現在の大学院生を含む学生が、ゼミや研究室で専門分野の勉強・研究を進めるにあたり、「個人の特性」・「その人が過ごしたコロナ禍中の大学の在り方」・「その人の現在のゼミや研究室に関する評価」がどのようなものになり、そこにどのような関連があるのかを調べる事にある。

現在研究を行う立場となった(あるいは研究を行う立場になりつつある)学生は、オンライン上に強く制限されていた大学の講義やゼミ等の活動を如何に評価し、また制限が緩和された現在のゼミや研究活動のあり方を如何に捉えているのか、ここでは、そのアンケート調査の結果を報告する。