17:15 〜 18:45
[HCG25-P03] 山間部地域における持続可能な水資源の活用を目指した水の特性と文化の調査
キーワード:水理的特徴、地域の水の価値、歴史と文化
我が国では水道整備以前の時代においては川や井戸、雨水が生活の水源であったが、現在は水道普及率が98.2%に達し、一部地域では昔ながらの水が使用されている。住民からはその水の美味しさに対する好意的な感情があり、水に対する関心が大きいと感じる。特に山間部地域では、水源の維持が高齢化により難しくなっており、水にまつわる様々な課題が存在していると思われる。
このことから地域の特性や文化に即した技術提案をできるようにするために水理的特徴を把握し、また、水の歴史と文化を知り、地域の水を資産として捉える視点を整理することが必要だと感じた。住民の視点から水の価値を調査し、持続的な活用方法を模索し、まとめていくことを目的とした。
研究手法としては、山梨県甲州市、高知県土佐山、奈良県須川町の地域特性を整理し、土壌や水源の特徴を把握した。水質分析においては月1~2回の水採取とpH、ECの測定、イオンクロマトグラフィーを利用した無機物溶存物質の測定、硝酸態窒素の同位体分析、そして聞き取り調査を通じた住民の水の利用方法の調査を行った。
研究結果としては、山梨県と高知県は表流水や日本でよく見られる地下水であり、奈良県は深い場所で停滞している地下水であることが分かった。硝酸態窒素の同位体結果ではどの地域でも人為的な影響が見られた。
今後の課題として、水質状況の地域住民への共有や水の利用パターンの詳細な調査、住民の期待や要望、水の管理体制に関する調査を進めていくことを予定している。
このことから地域の特性や文化に即した技術提案をできるようにするために水理的特徴を把握し、また、水の歴史と文化を知り、地域の水を資産として捉える視点を整理することが必要だと感じた。住民の視点から水の価値を調査し、持続的な活用方法を模索し、まとめていくことを目的とした。
研究手法としては、山梨県甲州市、高知県土佐山、奈良県須川町の地域特性を整理し、土壌や水源の特徴を把握した。水質分析においては月1~2回の水採取とpH、ECの測定、イオンクロマトグラフィーを利用した無機物溶存物質の測定、硝酸態窒素の同位体分析、そして聞き取り調査を通じた住民の水の利用方法の調査を行った。
研究結果としては、山梨県と高知県は表流水や日本でよく見られる地下水であり、奈良県は深い場所で停滞している地下水であることが分かった。硝酸態窒素の同位体結果ではどの地域でも人為的な影響が見られた。
今後の課題として、水質状況の地域住民への共有や水の利用パターンの詳細な調査、住民の期待や要望、水の管理体制に関する調査を進めていくことを予定している。