[M-IS23] 地質学のいま

[MIS23-P01] 日本地質学会におけるショートコースの開催

*山口 飛鳥¹ (1.東京大学大気海洋研究所)

キーワード：日本地質学会、ショートコース

日本地質学会では、コロナ禍による学術大会の代替行事として2020年からショートコースを開始した。2024年2月までに合計10回のショートコースを開催しており、地質学会員・非会員を問わずさまざまな受講者から好評を博している。各回のテーマおよび講師は以下の通り：
第1回（2020年9月19日）テーマ：東アジア構造発達史・太古代（講師：辻森樹氏・沢田輝氏）
第2回（2020年10月24日）テーマ：層序学・Rによるデータ解析（講師：髙嶋礼詩氏・上木賢太氏）
第3回（2021年5月23日）テーマ：津波堆積物（講師：藤野滋弘氏・後藤和久氏）
第4回（2021年7月18日）テーマ：論文執筆・科学史（講師：磯﨑行雄氏・泊次郎氏）
第5回（2021年10月3日）テーマ：応用地質学・GIS（講師：永田秀尚氏・宝田晋治氏）
第6回（2022年12月18日）テーマ：法地質学・付加体地質学（講師：杉田律子氏・山口飛鳥）
第7回（2023年4月2日）テーマ：応力逆解析法（講師：佐藤活志氏・大坪誠氏）
第8回（2023年7月2日）テーマ：放射年代測定（講師：平田岳史氏・竹内誠氏）
第9回（2023年10月22日）テーマ：応力逆解析法（講師：佐藤活志氏・大坪誠氏）*第7回と同内容
第10回（2024年2月25日）テーマ：海底鉱物資源（講師：中村謙太郎氏・町田嗣樹氏）

本発表では、これまでのショートコースの歩みを振り返り、学会主催の行事としての今後のあり方についても議論したい。