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[SGD01-06] 測地学分野におけるオープンデータ環境の整備
キーワード:GGOS、オープンデータ
測地学の分野では,社会基盤としての長期的なデータの利活用や保存・管理と共有についてデータリポジトリの整備などが盛んに行われている.国際測地学協会(IAG: International Association of Geodesy)のもとに設立された全球統合測地観測システム(GGOS: Global Geodetic Observing System) のなかではWG on DOIsにおける議論が進んでおり,様々なプロダクトへの助言が行われている.また,いくつかの報告がなされており,国際的な測地観測機関がデータ保存手法,DOI付与の仕組みの検討を進めている.たとえば,IAGのworking group of the Inter-commission Committee on Marine Geodesy (ICCM)において,海底測地学分野のデータのフォーマットを新規に構築する試みが進められている.
GGOS AffiliateであるGGOS Japanのデータ作業部会の提案に基づき,測地学会誌編集委員会ではJ-STAGE dataを利用したデータ論文の特集号について2023年12月から募集を開始している.また測地学会では,測地学分野のデータを集約,DOI付与することを目的とした測地学データポータルの構築を2023年7月から開始した.この発表では,近年の測地学分野のオープンデータに関する活動状況について報告する.
GGOS AffiliateであるGGOS Japanのデータ作業部会の提案に基づき,測地学会誌編集委員会ではJ-STAGE dataを利用したデータ論文の特集号について2023年12月から募集を開始している.また測地学会では,測地学分野のデータを集約,DOI付与することを目的とした測地学データポータルの構築を2023年7月から開始した.この発表では,近年の測地学分野のオープンデータに関する活動状況について報告する.