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[SVC28-04] キュリー点解析による超臨界CO2地熱貯留層のモデル構築
キーワード:キュリー点深度、超臨界CO2、地震の下限、日本
キュリー点深度は、主要な磁性鉱物のキュリー点温度は580℃の等温面を表していると解釈され、広域的な地下温度構造を求める手法として世界でキュリー点解析が行われている。一方、二酸化炭素(CO2)を地熱の熱抽出媒体として利用する新しいCO2循環型地熱発電システムの開発が開始されたが、温度構造はその資源量評価を行うために必要となる。ここでは、磁気異常データからスペクトル解析によって全国のキュリー点深度(Dcmag)を求めた。さらに温度構造に依存すると考えられている通常地震の下限、カットオフ深度を求め、Dcmagと比較を行った。この結果を基に超臨界CO2地熱貯留層のモデル構築を試みる。