出展者情報
公益社団法人 東京地学協会
◆東京地学協会とは?
2012年に公益社団法人となった東京地学協会は,会員数約700名弱 (2025年現在) の,地学の専門家 (研究者,教員,技術者) や愛好家などからなる学術団体です。1879 (明治12) 年に創立の日本で最も古い地学分野の学術団体でもあります。会員の専門分野は地質学・鉱物学 ,地理学,地球物理学,地球化学などで,幅広い分野の地学の発展と普及・振興に寄与することを目指しています。
通常の学会のように,会員による研究発表大会を行っていませんが,次のような公益事業を行っています。
1.地学に関する普及・啓発事業
1)各種学術講演会や見学会・巡検の開催
2)地学関連図書の整備や地学史の編纂
3)地学専門家(ジオエキスパート)派遣(講師,委員,巡検案内者,相談員等)
4)関連学協会との協力・連携
5)ウェブサイトによる広報活動
2.地学に関する総合的な学術雑誌等の出版・頒布事業
1)学術雑誌「地学雑誌」の編集・出版
2)協会出版物等の有料頒布
3.地学に関する研究等助成・表彰事業
1)地学に関する調査・研究や普及啓発活動(出版,地学・地理クラブ教育活動)への助成,国際研究集会開催助成
2)地学の進歩や普及に功績のあった方々への表彰
詳細は協会Website
◆創立の経緯
明治時代の初期,外交官や留学生としてヨーロッパに駐在・留学していた渡辺洪基,榎本武揚,鍋島直大,長岡護美の4氏が,ウィーン,ロンドン,サンクトペテルブルクの各王立地理学協会の会員となり,地学が国の発展に大いに貢献しているのを見て,わが国にもこうした協会が必要である,と痛感しました。帰国後,4氏らは桂 太郎,花房義質と共に創立委員となり,赤松則良,北沢正誠,佐野常民,塚本明毅,福沢諭吉,福地源一郎,山田顕義を幹事,北白川能久親王を社長 (会長) として,1879 (明治12) 年4月18日に東京地学協会を創立しました。初期の会員は皇族,貴族,政治家,外交官,軍人で構成され,能久親王,閑院宮載仁親王,榎本武揚,徳川頼倫,細川護立らが会長を務められました。その後,地学の専門家が育つにつれ,地学者が運営に当たるようになり,1970年以降は研究者が会長を担っています。
草創期から第二次世界大戦期までは,世界各地への調査研究や見学旅行が実施され,その成果は「地学雑誌」等に公表され,調査報告や地質図の出版も行われました。一部はウェブ図書室 にアーカイブされて閲覧できます。
展示ポスターは国際展示場の展示ブース(A13)
◆地学雑誌
1889(明治22)年に創刊された日本で最も古い地学分野の学術雑誌です。協会創立の年に創刊された「東京地学協会報告」が「地學雑誌」に引き継がれたものです。現在も各号表紙の雑誌名は「地學雑誌」が使われています。地学雑誌は,日本列島を中心にアジアを基盤にした自然地理,人文地理,地球科学などの基礎科学に重点をおき、21世紀の人間社会が抱える諸問題を総合的に扱う科学雑誌を目指しています。B5版ながらカラーの図や写真が充実しており,特に特集号では多方面の分野の第一線の研究者が,研究最前線を概観した総説論文が数多く掲載されています。
最新号や投稿規定などは,地學雑誌のウェブサイトに、掲載論文は創刊号(1889年1月)から新着までJ-Stageで閲覧できます。最近では,総ダウンロード数が1ヶ月当たり数万件におよんでおり,地学系和文雑誌として研究分野内外から注目されています。
冊子見本(近刊)は展示ブース(A13)
◆学術講演会・地学クラブ
毎年春と秋に公開の講演会を開催しています。一般の方々にも関心の深いテーマについて,専門家がわかりやすく解説します。開催予告や講演要旨,開催報告や講演資料は,講演会・地学クラブのページや地学雑誌に掲載され,これまでの記録を見られます。「地学クラブ」は,年に数回程度,地学会館(東京都千代田区二番町)の講堂で,第一線の研究者にホットな話題について講演をお願いし,終了後は懇談の場も設けています。創立当時からのサロン的雰囲気を引き継ぐ歴史ある談話会です。
いずれの行事も一般の方々も参加でき,事前の登録も不要です。
◆見学会・巡検
年1-2回,一般の方々も参加できる,やさしい内容と丁寧な解説をする,地学見学会・巡検を開催しています。開催の案内,開催報告(創立以来)は見学会・巡検のページや地学雑誌に掲載されています。2025年は,地図講座を2024年に引き続き開催(8/7,10/19,11/16予定)。
案内チラシは展示ブース(A13)で配付!
◆調査・研究/普及・啓発活動への助成
1983年以来,会員や会員から紹介を受けた方を対象に研究者や教育者を支援する,調査・研究や普及・啓発活動助成制度を設けています。1) 地学に関する調査・研究(教育法・普及研究を含む)
採択実績:数~10件/年,50万円以内/1件
2) 国内で開催される地学に関する国際研究集会
採択実績:1~3件/年,100万円以内/1件
3) 地学に関する普及・啓発活動(出版)助成金(2025年度募集中)
ジオパークや自然遺産に関わる啓発や,地学の理解を促進する出版活動
採択実績:1~2件/年,100万円以内/1件
4) 地学に関する普及・啓発活動(地学・地理クラブ活動)助成金(2025年度募集中)
採択実績:数件/年,15万円以内/1件 2024年度創設
5) 地学に関する普及・啓発活動(地学・地理教育活動)助成金
採択実績:数件/年,20万円以内/1件 2024年度創設
6) 緊急研究・調査助成金(2024,2025年度)
令和6年能登半島地震とそれ以後の顕著な災害,復興支援について 100万円以内/数件
6)を除き,いずれも応募時期(3月下旬締切)前に要項を助成・表彰のページに掲載しており,助成実績一覧も閲覧できます。助成による成果概要は,地学雑誌に掲載しています。
案内チラシは展示ブース(A13)で配付中!
◆表彰 「東京地学協会メダル」
地学の発展と普及に大きな功績のあった内外の地学研究者や団体を顕彰する「東京地学協会メダル」と「地学普及功労賞」を授与しています。受賞者の一覧は協会のWebsiteに掲載。
◆入会案内
協会の目的に賛同して協会の諸事業に主体的に活動いただける,地学とその関連分野の専門家で,大学院博士前期課程もしくは修士課程において地学もしくはその隣接科学を専攻しこれを修了された方,または研究業績等から判断してこれと同等以上の学識経験,もしくは社会での実務経験を有する方を歓迎します。会員(年会費5,000円)には,カラーページの多い隔月発行の「地学雑誌」がお手元に届くほか,メール登録会員には講演会や地学クラブ,見学会などの案内がメールニュースで配信されます。地学雑誌への投稿,研究・出版助成への応募のほか,様々な公益活動に参加できます。地学の進歩・普及のために社会貢献活動を共に行いましょう。
入会手続きの詳細および入会申込書は入会案内のページ。
リーフ・入会申込書は展示ブース(A13)で配付中!
-
担当部署
東京地学協会事務局
-
Tel
03-3261-0809
-
Fax
03-3263-0257
-
Webサイト・SNS